容疑者 デブ猫ニャン吉(気が付けばデブ猫)・そんなものよね(うちの雛さん)・急ぐ理由(横浜山手のニャー。/世界はニャーでできている。)・黒猫は自分だけ色が違うことに気づくか(じぶん更新日記)・バランスぐらいとれるわいよ(ほのぼのたいむ)・この手が、つい…(耳折れ兄弟)(以上2件、かーずSPより)・ボクの飼い主はバカモノか・・・(ねこ様NEWS/かーずSPより)
★ 「文系はコミュニケーション能力という名の処刑斧を振るった」(与太話−うさだBlog)
コミュニケーション能力とは、「単なる多数決システム」か「行動支配手法の別名」に過ぎず、「自分の意図を正確に相手に伝える能力」ではない、との事。「自分の意図を正確に相手に伝える能力」は存在しない???
★ 「ペリカンがハトを丸呑みに 英国」(国際時事新聞)
「ペリカンは口の中で暴れるハトにてこずりながらも20分ほどで飲み込んだという」。→写真 以前見た動画も本物だったという事?
★ 「米男性、飼い犬を襲ったワニと格闘し犬救出」(国際時事新聞)
自分の飼い犬のジャック・ラッセル・テリアが運河を泳いでいて体長1.8mのワニに襲われるのを目撃した飼い主がワニと格闘し飼い犬を救出。命をかけて可愛がっている。
「地元では冬の味覚として、煮付けや天ぷらで親しまれている」マンボウ料理の商品化。団子・唐揚げ・混ぜご飯の素・丼の素のどれも、「マンボウ独特のぷりぷりした食感が楽しめる」らしい。高そうなイメージ。
「注がれたグラスを光にかざすと、深い赤色だということが分かる」、アイリッシュ・スタウト「ギネス」。赤いモノ大好きなので早速飲んでみたい!と思ったら、英国以外での販売予定はないそうでしょんぼり。
★ 「『ヨイコノミライ』(きづきあきら、小学館IKKIコミックス)」(続・インターネットの殺人)
「才能もなく努力も知らず挫折もせず、甘からず、辛からず、旨からず、ただ自分たちの世界でダラダラしているオタクサークルの人が自己実現など達成できるわけがない」←余裕ある時にのたうち回りながら読みたい。
同僚のマッドサイエンティスト・亀山田教授が秘密裏の研究に没頭しているとの情報を掴み、隙あらば蹴落とすor出し抜くべく彼の研究内容をスパイした俗物教授・鳴滝教授は驚嘆すべき事実を知る。何と、童貞からしか分泌されない、若返りエキスの存在を——! 手柄&巨利を物にせんと逸る鳴滝とそれを阻止したい亀山田との童貞エキス抽出合戦は、童貞の集め方から抽出方法そして妨害策までが、より工夫を凝らされ研ぎ澄まされ過激化していく。
萌えを狙っていそうでいて微妙に違う感じもするネコミミ少女の顔イラストが描かれたどピンクの表紙。帯には、
ふつつかなメイドですが、一生懸命ご奉仕させていただきます!にゃん
何の取り柄もない俺の前に、突如現われた謎の巨乳美少女……
戸梶圭太が全国の童貞君に捧ぐ、純愛ファンタジー!
と、あまりに直球ストレートなオタ向けフレーズが。しかし手に取って裏返すと、帯の文句は
んなわけねーだろ、この醜いブタがぁ!
と一変、また裏表紙は秋葉と思しき町の公衆電話ボックス側でステレオタイプなオタがDQNに襟首掴まれている写真に。この装丁が、この作品の概要を見事に表している。この作品は、オタ達が様々なものに釣られては途方もなく酷い目に遭わされるという物語である。
この作品に出てくる亀山田・鳴滝両教授以外の主要人物は、ほぼ漏れなく童貞キモヲタであり、あまつさえそのほとんどがニートである。彼等は童貞のみができる高額手当の仕事という噂に釣られて両陣営の施設のどちらかの門を敲き、そこで人格人権を無視した酷い仕打ちを受ける。一応約束通りの報酬は与えられるものの、施設外では両陣営が繰り出し合うキモババア筆下ろし集団から執拗にそのステータスを脅かされ、万が一童貞を守りきれなかった場合には何一つ持ち合わせないただのキモヲタと転落させられ、或いは虫けらのように命を奪われ、人格を歪まされていく。
自アンで見かけるキモヲタSS(例:1・2・3・4・5・6)に類する過激なヲタ虐待描写が、「チャットでのネット弁慶合戦」や「中野ブロードウェイまんだらけ前に長蛇の列」や「自主製作ペドアニメ上映会」等のステレオタイプ故にイメージし易過ぎるヲタの生態を交えて逃げ道を許さず繰り出される様に、面白さと胸苦しさの板挟みから逃れられないまま夢中でページをめくっていると、いつしか童貞のみならずブサキモ中年女性にまで著者の牙は剥かれ、やがて老若男女問わぬ全人類が阿鼻叫喚の地獄に送り込まれる。「そうか、これは童貞に限らず、全ての人々の浅ましさを暴き立てた話なんだ!」と納得して安心してしまった私は、その気の緩み故に、留まるところを知らぬ地獄が雪崩れ込むラストに酷い衝撃を喰らわされた。この作品の悪趣味さ加減に比べれば、「バトル・ロワイアル」なんかは可愛い部類に入る。