★ ぷりっぷりの鮪ステーキ

市場の鮮魚店で、鮪の切り身を大量に詰めたパックが、鮪の値段とは信じ難い安価で投げ売りされていた。友人が言うに、これはいわゆる「血合い」の部分だそうで、調理をする前の下拵えとして「血抜き」をしないといけない等の理由から、値段が安いんだそうである。しかし友人は、この「血合い」を「血抜き」せずに、美味しく調理する事ができる。その調理法とは、醤油・酒・味醂・大蒜・生姜・胡麻油を混ぜ合わせたタレに鮪を一～二晩漬け込んで、フライパンで焼く――というものだそうである。

できあがった鮪ステーキは、焼いた鮪とは思えないぷりっぷりの弾力があって、まるで獣肉を食べているようである。生姜のおかげで、生臭みも消えている。……と、思う。何故ここで歯切れが悪くなるかというと、私は生姜風味が大好きで、ぷりっぷりした食感も大好きで、更にもしかすると“血生臭さ”も大好きが故に、この「血抜き」しない「血合い」の鮪ステーキを、美味しいと感じているのかも知れない懸念があるからである。しかし、そうだとしても、私がこれを食べて幸せなのには、変わりないので問題はない筈である。

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バーミーズころん（Ｃａｔ　Ｍｅｏｗ）／「コレが若者や女性の間で人気Ｎｏ１な寿司ネタだ！（ｷﾘｯ」→猫：「マジでー！？」的な画像（ねこメモ）

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