★ 洋風親子丼＠ハヤシ屋中野荘

中野駅で降りて、ヤミヤミカレーに向かう道すがら、いつも見かけて必ず気になっていた店。若者向けに小綺麗に作られた体の定食屋である。そこの、鶏肉メニューに目が釘付けられつつも、ヤミヤミに行くと決めた道ではヤミヤミに向かう必定のがであり、「あの店には今度行こう……」と後回しにしたまま、なかなかその「今度」が降りてずにいた。

先日、ようやく「今度」の機会を確保して、店に入ってみた。外装とメニューの雰囲気通り、店内は「昭和風レトロを若者向けにアレンジしてみました」空気丸出しであり、味がなく清潔感に満ちた殺風景なレトロ。「年季が入った小汚いレトロに比べれば、こちらのほうが普段使いに向いていて良いな」と考えつつ、私は「洋風親子丼」を、同行の友人は「カレーライス」を注文した。アルミ皿にて提供された料理を頂いてみると、洋風親子丼は、どこがどう洋風かというと、「チキンが衣付き」「卵の上にチーズ」「味付けに胡椒」の３点。これらにより、劇的と言っても良いほどパンチの効いた味になり、非常に満足感のある美味しさであった。

また、友人が注文したカレーの方も、玉葱がたっぷり溶かし込まれているばかりか、柔らかく煮込まれた牛筋のとろみと甘みが活きており、値段相応でない手間暇も感じられて、とても美味しかった。がしかし、これを注文して食べた友人は、似た路線ながらもっとずっと手間暇かかっていて美味しい牛筋カレーを自炊で作る人間なので、友人からの評判は今ひとつであった。私は次回、残る鶏肉メニューである、スタミナチキンソテー丼を食べたいので、友人にはハヤシライスでも食べてもらう事にして、もう一回は必ず来ようかと。

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速写（フランソワルトン／動物園写真館）／【閲覧注意】けしからんポーズのライオン【画像】（ねこメモ）／「なんてことに…シロクマに与えてはいけないもの」（らばＱ／Ｔｗｉｔｔｅｒ／クマニュースより）

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