★ スーツ出勤の為の準備のスーツ

２０代前半の頃には、「私もとうとう正社員！」的自負の元、セシールやアストリアで買った７号の安スーツを着て出勤していた。しかし、しばらくしてスーツよりも緩い服装で出勤するようになり、その内に手持ちのスーツを着られない体型になり、スーツはたんすの肥やしとなった。それらを思い切って処分した時には、「きっとこの先一生、私はスーツを着ない人生を送るのだろう」と思っていたのだが……。よもや、雇用形態は据え置きのまま、スーツ着用だけを強要される時代が来ようとは！

現状は、「健康維持最重視」という大義名分の元で、ほとんど熱心ではないダイエットを形ばかり実施している状況。もしもここで、それなりのスーツを買ってしまった場合、「高い服買っちゃったし」という口実を得て、ダイエットを完全に諦めてしまいかねない。よって敢えて、今回は西友でスーツを揃えた。取り急ぎの１着は、春夏用のグレー。上着＆パンツ＆スカートの３点セットで６０００円前後の破格値。１着だけではクリーニング屋に通いまくりで煩わしいので買い足したもう１着は、恐らく秋冬用の黒地ストライプ。ジャケットとパンツを別々で購入し、計１万円超した。買うに際してあれこれ試着して判ったのだが、グレーのスーツは安っぽい生地＆型でもまあまあ普通に着られてしまう一方で、安っぽい生地＆型の黒スーツは、安っぽい癖に妙な威圧感があって、とても着られたものじゃない。黒は“ヲタの一張羅”と揶揄される通りの万能色だと思っていたので、この観察結果は意外だった。

スーツに合わせる靴は、数年前に親から貰った黒いパンプスを履いてみたところ、足の甲部分が多めに露出するデザインな為に、歩く毎にカポカポと脱げて大変に歩き辛い。ならば、ほぼ毎年買っていたボブソンのショートブーツを、今年はカジュアルじゃなくかっちりしたデザインのほうを買おうと決めたのだが、世間的にタイミング遅く、あいにく２３ｃｍは売り切れていた。仕方なく、ボブソンはボブソンのまま、ショートブーツの代わりにキャリアパンプス（と銘打たれた靴）を購入した。色は、ワインレッド。

ちなみにスーツは、特に支障がない限り、パンツスーツ限定で行く予定。「スカートを履くのが絶対イヤ」という事はないのだけれど、「仕事を理由に強制的に女装させられる」のは嫌。それに、タイトスカートも嫌。

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サントリーニのイアの夕暮れロバさん（ノラちゃんのギリシャ！）・波紋（ベニイロフラミンゴ／動物たち・光と影）・ニシローランドゴリラ（のんびりと動物園散歩）／「真っ黒なバッタ、木津川市で発見　脱皮環境で変色」（京都新聞／自ニュＧより）

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