2010-09-19 「ロンドニアンゴシックス ~迷宮のロリィタ~」クリア雑感 他 [長年日記]

「ロンドニアンゴシックス ~迷宮のロリィタ~」クリア雑感

中古ゲーム屋店頭で目にして以降、ずっと気になっていたゲーム。まず、背表紙のタイトルそのものが気にかった。たまらず手に取りパッケージを見ると、しなを作ったリアルタッチ金髪美少女のイラストが気になった。パッケージをひっくり返すと、上部に大きく書かれた「わたしじゃなきゃダメなのぉ!」という謎の台詞が気になった。その下に説明されているゲーム内容には、「20種類以上の『魔法のドレス』を駆使して迷宮に挑む、新感覚ゴスロリアクションRPG」とあり、よくある「地下迷宮を舞台にしたRPG」の一つ、と判断した。いつか買おうとの思いを胸に暖め続け、遂に先日、販売価格の安めな中古ゲーム屋を見つけ、購入に至った。

すぐさま始めてみるや否や、私にとって大きな難題にぶち当たった。パッケージ裏に「RPG」と明記されていたにも関わらず、このゲーム内容はどう見ても、「主人公に成長要素が全く存在しない、純粋なACT」であった。この日記で何度も書いている通りに、ACTを苦手とする私は、頭を抱えた。しかし、一度買ったゲームを「思ってたのと違う」と放り出すのは癪に障るし、「ドレスを駆使して迷宮を駆け抜ける」メインの売りには偽りがないなら、限界と判断するまでは頑張って遊んでみる以外になかった。

本作品の主人公・アリスは、魔物に連れ去られた父親を助けるべく、己の屋敷の地下に深く広がる迷宮に挑む。迷宮は、複数の部屋が連なって一つの階層を為している。アリスは当初、魔物達から逃げる以外の手段を持たない無力な少女であるが、一階層につき一つ設置されている「ボアダムン」というオブジェクトに触れる事により、一定時間、逆に魔物をやっつけられる(魔物を地面に蹴り倒した後、何度も踏みつけて倒す)ようになる。さながら、パワー餌を食べたパックマンである。倒した魔物は、ドレスの型紙・材料・金を落としたり落とさなかったりする。ここで手に入れた型紙と材料は、「ボアダムン」よりも出現頻度が低く、複数階層に一つ程度で設置されている「ミシン部屋」にて、アリス自らドレスに仕立てる事ができる。個々のドレスに応じて、髪型含めたアリスの外観が変わる他、ドレス固有の様々な特殊能力を駆使できるようになり、魔物から逃げ延びやすくなる。パワーアップしたアリスは、更に地下深く潜っては、広大かつ複雑な連なりとなる迷宮内で、強まった魔物との渡り合いを繰り返すのであった。

実際に遊んでみると、良くできていて取っつきやすいACTであった。初っ端こそはストレスであった、アリスのゆっくりした動きが、かえって落ち着いて戦略(いつどのドレスに着替えてどう行動するか?)を考える元となり、指先の器用さと反射神経を単純に競うゲームに留まっていなかった。一刻も早く新しいドレスを手に入れたくて溜まらず、ドレスの効率良い作成を目指して、攻略サイトでドレスの材料アイテムとそれをドロップする敵の出現ポイントを確認したり、出先で電池が切れそうな時に限りマップ構造もチェックしたりはしたが、それ以外は自力で部屋構造を確認しメモし、後はロード&セーブを駆使して頑張った。

一つ難を挙げれば、ラスボス戦の理不尽な難易度が辛かった。ドレスの能力(とロード&セーブ)により、窮地を切り抜けてここまでようやく辿り着いた私に、ラスボスとの戦いで「真っ向からの切り結び限定」を強いるのは酷過ぎる。ここで遂に、友人の力を借りざるを得なくて、非常に残念だった。最後に、数あるドレスの内で、見た目も能力も私のお気に入りだったものを書き残しておく。魔方陣探索「ベキラディン」(ピンクでフリル)・短距離ランダムワープ「フェルミニオ」(深紅&黒でティアラ付)・特殊能力使用ポイント回復「プロティウス」(ピンクに白モコモコ縁取り)・大砲ぶっ放して敵排除「カンネル」(赤チェック&黒)、以上。

Tags: ゲーム

萌え猫画像

救出された毛玉たち(ニャ郎ども通信)・イエローシグナル(世界はニャーでできている。-なでしこ館-)・上野(マヌルネコ/Kumas Factory)/【画像】大勢のネコさんによるお食事タイムは実に様々 ~整列型からランダム型まで~(ねこメモ)

Tags: 動物

萌えアニマル画像

多摩ことら2006(動物園始めました。)・アンデスイワドリ(のんびりと動物園散歩)・動体予測AF(カリフォルニアアアシカ他/wonderful Zoo)


ビーバー

Tags: 動物
[]

«前の日記(2010-09-18) 最新 次の日記(2010-09-20)»