2010-07-09 黒椒牛舌＆沙律黒鮪 他＠台湾料理 龍の髭 他 [長年日記]
★ 黒椒牛舌＆沙律黒鮪 他＠台湾料理 龍の髭
渋谷は私にとって、お茶をするにも食事をするにも、完全な満足を得られない場所である。ネットや本で探したり、偶然遭遇したりした、自分の好みに合う味や趣向の店もあるにはある。しかし、混んでいたり、行くまでの道で人混みをかき分けなければならなかったりで、落ち着いて寛げるには至らない。
この日、渋谷地下食品街をぶらついていたら、結構遅い時間になってしまった。「手っとり早く渋谷で食事を済ませよう」という野望が胸に湧き、その割には半分駄目元で、夜の渋谷に繰り出した。速攻、人通りの多い通りの中に存在する、こちらの中華料理屋に目が止まった。入り口前のメニューを見ると、そこに「牛タン黒胡椒炒め」という文字があった。牛タンは私の好物であり、スパイシーな味付けも同じく。そして何より、こんな渋谷の駅近くにある中華屋がどんな味かを知りたく、この日の夕食はこちらでとる事とした。
店内は、２Ｆもある様子ながら、結構こぢんまりとしていた。飲みが目当ての客は落ち着かない可能性もあるが、食事が目当てかつ回転速さに自信ある私は、特に気にならない。早速、お目当ての「牛タン黒胡椒炒め」の他、「ステーキ」と「サラダ」の両立ぶりを見て食べたい「マグロのステーキサラダ」そして、キムチの素材としては目新しい「チンゲン菜のキムチ」を注文した。さすが中華屋、素早く料理が出てきたので、こちらも応えて素早く手を着けた。味は、想像していたよりもずっと良かった。何か馴染み深い調味料が使われている気配濃厚ながら、味の調整がきちんとされており、カジュアルだけど充分美味しい。これが台湾料理の味なのか、それとも更に日本人向けアレンジされているのかは不明。
「牛タン黒胡椒炒め」は、素早く火が通るように細かく切り目を入れられた牛タンの新しい食感が素敵であり、「マグロのステーキサラダ」は、火を通して生臭味を抜いたマグロを、サラダとして食べる事でパサつきを感じさせず、「チンゲン菜のキムチ」は、白菜や大根や胡瓜にない素朴な青臭さが面白かった。渋谷の店として前述の通り、来るまでと来てからがくつろげないのは不満だが、そこを我慢して訪れる次の機会があれば、「梅子蒸肉（蒸し豚の梅肉ソース掛け）」等食べてみたい。
★ 萌えアニマル画像
フンボルトペンギン（のんびりと動物園散歩）・大家族ＳＰ（コツメカワウソ／Ｐｈｏｔｏｌｏｇ Ｚｏｏ）・選挙（サーバルキャット？／動物園写真館）・上野で鳥撮り １１（サンカノゴイ他）＆円山のヤマトとユッコ（ユキヒョウ）（以上２点、動物園始めました。）