俄かな多忙により身体の芯にこびりついた疲れを速攻で吹き飛ばすには、美味しいものや甘いものを、心行くまで食べるに限る(1回目)。
渋谷の地下食料品街を、あてもなく彷徨していた折に見つけたそれは、小さなソフトクリーム屋。ソフトクリームといえば近頃では、日本各地の「道の駅」が競って、鉄板だったり奇抜だったりする各地名産品を混ぜ込んでは、せっせと世に送り出している。嬉しい反面、ソフトクリーム全体への期待値が上がり、余程の事がない限り、普通のソフトクリームに対しては食指が動かなくなってしまった私である。
この日、渋谷で私の目に留まったソフトクリームは、「麦焦がし」風味を謳っていた。――和風にして素朴、そしてニッチな狙い処。喜んで買い求めて食べてみると、オルゾーラテを思い出させる優しくも懐かしい香ばしさで、「特別なソフトクリームを食べた!」という満足感が充分に得られた。ちなみに、そのソフトクリームを出している店は、だし茶漬け屋の「えん」(「くいもの屋『わん』」と軽く間違えがちなのは、私だけだろうか)。だし茶漬けは、素材の組み合わせの妙が売りっぽいところもあり、ソフトクリームの「麦焦がし」風味に通じるような、深読みし過ぎなような。それはそれとして、確か他にも和風テイストがあったので、忘れずに食べたい。
本日のひざ乗り当番(香港ねこぶろぐ)・微妙な距離(世界はニャーでできている。-なでしこ館-)・ハンモック大好き♪#2&ぶちゃいく(以上2点、すぐりとミルク)/アイロン掛けの途中席を外すとこうなります(ねこメモ)・遺伝子学的に言えば・・・(※テキスト※)&ここにいていいんですか?(※テキスト※)(以上2点、ねこメモ)