サロン・デュ・ショコラ、第9弾(時間が空き過ぎて、記憶が段々あやふやになってきた)。プレスタは、英国王室御用達のチョコレート屋で、粒が大きく甘みが強く満足度の高いトリュフチョコを作っている。最初に食べた「バノフィー」は、鮮やかな黄色いパッケージ。バナナにキャラメルという、子供がとても喜びそうな組み合わせながら、値段と味の高級さは決して子供向けではなかった。翌年に食べた「ピンクシャンパン」は、明るいピンク色のパッケージ。イチゴにシャンパンという、若年女性がとても喜びそうな組み合わせで、可愛らしさと大人っぽさが並び立っていた。
今年食べた「ゴールデンジュピリートリュフ」は、シックな紺色のパッケージで、前年までの流れからぷっつり断ち切られた趣。何でも、「英国女王エリザベス2世陛下の戴冠50周年記念に献上されたトリュフチョコ」という由緒ある品だそうで、中身もブランデーガナッシュと、格調高くてアルコール高めなお味。プレスタを知らない人には、甘々で可愛いトリュフをまずは食べてもらいたいが、プレスタを既に知っている人には、こういった大人っぽいトリュフも食べてもらいたいところ。