「簡単手軽な野菜料理」を探していて見つけた、こちらのレシピ(→「メチャ美味しいアボカドのサラダ」(COOKPAD))。アボカドとトマトを組み合わせて食べる事はあり、その美味しさも知った上で、そこにグレープフルーツを加えるとどんな“化学変化”が生まれるかに興味があった。また常日頃、菓子ばかり食べて果物を食べていないので、食事の中で果物を摂取できるのも好ましく思われた。しかも果物の中で、グレープフルーツは格段に安価である。試して玉砕しても、精神面はともかく金銭面での損害は、微々たるものである。
という訳で、速効挑戦。洗って切って並べるだけの手軽料理――の筈が、グレープフルーツの身を取り出すのに非常に難儀した。未だに、時間的&食品ロス的に効率良いやり方を編み出せていない。グレープフルーツを縦に2つ割りにしてから、1つ1つの袋を割って小さいスプーンで身を掻き出しているが、これがベストな方法だと言い切る自信はない。なお、発生した果汁は、塩とオリーブ油を混ぜてドレッシングにする。なので多少は発生すべきというか、多少の発生が見込まれているのだが、かと言って、ドレッシングたっぷりで果実が僅かだと、それは淋しいサラダである。それだったら最初から、「アボカドとトマトのサラダ」に酸味系ドレッシングをかけて食べたほうが、味は落ちても淋しさがないだけマシである。
そのような、思わぬ苦労を乗り越えて作った「アボカドとトマトとグレープフルーツのサラダ」は、予想を上回って非常に美味しかった。酢各種よりも柔らかい酸味に香りが、アボカドの旨味とトマトの甘味を最大限活かしつつまとめている感じ。とても気に入ったので、しばらくはまって、短期間に数バージョン作った。具を更に加えてみたところ、ルッコラと粉チーズがよく合っていた。ルッコラは軽い苦味とクセがアクセントになるし、粉チーズはアボカドの旨味を増す方向に作用した。調子に乗って蒸しササミも足してみたら、美味しさがワンランクアップしたが、「蛋白質も追加して味のメインがアボカドってのは、何か違う……」と思ったので、今後はやらない。他には、買って帰ったアボカドを切ったら未熟で、対処法に困りネットで調べ、電子レンジで加熱してみたりもした。柔らかさと甘味が出て食用の範疇に滑り込むが、完熟の旨味には及ばないので、今後も熟し加減に気をつける所存である。
空を掴む(世界はニャーでできている。-なでしこ館-)・ストレスフリー(ねこなど)・今年はネコ年(16)一瞬の表情を観照する(じぶん更新日記)/【画像】 日本の光景に溶け込む猫さま達 【昭和の香り】(ねこメモ)