GW3日目の鳥見場所は、東京港野鳥公園。「港」と聞いた瞬間に、「されば港の数多かれど、此の横浜に優るあらめや」なる対抗心が反射的に頭をもたげる、横浜出身の私である。東京ほどの近場にして首都ともなれば、その対抗心はとりわけ大きい。しかし、マリンタワーが営業終了してバードピアで遊べない今、あくまでも鳥見視点に限って見れば、東京港のほうが横浜港に優るのかも知れない。
こちらには、京急・大森駅または平和島駅からバスで向かうルートが一般的なようだが、私は京急に出るのが面倒故に、品川駅からバスに乗るルートを選んだ。着いた場所は、公園という言葉から想起される幾つかの外観パターンを備えておらず、干潟と雑木林と原っぱの集合体であった。しかしこの、自然にほとんど手を加えていないっぷりが、野鳥の生息に好条件であるのは間違いないようであった。原っぱには、遠くに微かにしか見えないが見慣れない茶色い頭が明らかにお初の鷺、干潟には、今まで名前でしか聞いた事がなかった鴫に千鳥達、そして鷺と鵜、水辺には、初めて見たのに仮面ライダー的なカラーリングで強烈な印象に残る鴨。ついでに、シオマネキ。
他には、泥は溜まっていても水が透明な池の中に、多数のエビらしき生き物と、明らかにザリガニな生き物がいた。後者は警戒心が非常に薄く、単なる棒きれを突っ込むと、食べ物でもないのに鋏でガッチリ挟んできて、棒きれを水の外に引き上げても一緒に吊り上げられてジタバタしていた。近くにいた子供が、ザリガニ程の警戒心でもって、ザリガニポイントを片端からこちらに報告してくれた。その引率らしい祖母は、孫の不足分を補うに足りる警戒心で、孫の遊びを切り上げさせ2人揃って引き上げていった。
現場監督(ネコニッキ)・上半身と下半身のギャップ&道草に(以上2点、世界はニャーでできている。-なでしこ館-)/「3匹のボブキャットの赤ちゃんを育てる猫のママ」(エルエル)
5日目(ホワイトタイガー/やきにく写真日記)・くさはら(ハクビシン/動物たち・光と影)・ホオジロカンムリヅル(JALのポーズ♪)&ホオジロカンムリヅル(!!!)(以上2点、のんびりと動物園散歩)・上野の珍しどころ(カンガルー他)&パカ(以上2点、動物園始めました。)/「良い子にしてろよ」(犬/そんなあなたに/教官不定期日誌より)/「雑記帳:“かわいさ2倍”双子の赤ちゃんザル 香川」(毎日新聞)/YouTube“Turtle on the Roomba.mp4 ”(エルエルより)
掃除ロボ・ルンバに乗った亀。衝突の度に頭を引っ込めて、最後には堪りかねて自分から下車。亀は見た感じスッポンっぽいが、こんな大きなスッポンは危険で飼えないかなあ…。<“Turtle on the Roomba.mp4 ”