基本的にはRPGを好む、いわゆる“ぬるゲーマー”である私だが、「RPGに行き詰まった時の気分転換用」と称して、PZLも何作品か所持している。とはいえ、反射神経に劣るので、とても下手である。「テトリス」も「コラムス」も、思考より前に手が追いつかなくなって割と早い段階で終わる。また、数手先を読んでピースを組むのが大の苦手で、「ぷよぷよ」は全くお話にならない。
そんな私が、「マネーアイドルエクスチェンジャー」を買った理由は……一体何だったっけか? ゲームシステムは、「『マジカルドロップ』と『もうじゃ』の両パクリ」と揶揄されていた通りとしか認識していなかった。キャラデザインは、有名な人によるものと知っていたけれど、特に好みではなかった。どちらにも魅力を感じていないのに、何故買ったのだろう? 「マジドロ」が大好きで、「マジドロ」だけはそこそこ遊んでいられたから、「似たシステムのPZLならば、こちらもそこそこ遊べるかも!」――とでも考えたんだろうか。
だがしかし、「同じ色の球を3つ以上縦に繋げれば、隣接した同色の球を巻き込んで消える」シンプルな「マジドロ」ルールとは異なり、「マネーアイドルエクスチェンジャー」のルールは、「同じ額面の硬貨を必要な額以上繋げれば、上の額面の硬貨にレベルアップする(そして500円玉の次の段階で初めて消滅)」という、若干複雑なものであった。この若干な難易度アップが、私にとっては命取りであった。そして、その到命傷を克服するまでの情熱は、「“媚び”と言っても差し支えない域で可愛らしさを振り撒きながら、金の話に終始する」キャラ達からは、決して生まれ出てこないのであった。
一言でまとめれば、「私が買うべきソフトではなかった」。積みゲー整理を目標に掲げたこの折に、コンティニューしまくってストーリーモードをクリアして、満足して処分した。
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