阿佐ヶ谷のカレー屋「バンダリ」に行った折等に、近隣で目にして気になっていた定食屋があった。表の賑やかなメニュー看板をチラ見した感じでは、メニューが豊富で、若者向けな雰囲気で、ボリューミーっぽくて、そして何やら美味しそう。今日、メニューをしみじみと眺めてみたら、「お好み焼きハンバーグ&レバーの生姜焼き定食」という、がっつり系にして少し変化に富んだ肉系メニューがあったので、意を決して食券を購入して店内に入った。
店内は、カウンターとテーブル席で構成されていて、小汚くもなく小綺麗でもない、普通に若者向けな雰囲気で、これは看板から読み取った通り。セルフサービスの水を飲み飲み待つ事暫し、運ばれてきた「お好み焼き風ハンバーグ&レバーの生姜焼き定食」は、ご飯こそ大盛り気味であるものの、おかずは予想していたほどにはボリューミーではなかった。あれ、ここは予想を外した……? 箸を付けて判った事には、こちらは味の濃さでガツンと満足を与える料理であった。基本、薄味志向の私だけれど、美味しく作られた上で濃い味ならば苦手ではないし、白いご飯が大量に用意されているなら尚更。正直、お好み焼きハンバーグは特に記憶に残っていないが(普通に美味しかった)、レバーの生姜焼きはレバーがプルプルで驚くほどに美味しかった。食べ終わって店を出て看板を見直したところ、「刺身で提供できる鮮度のレバー」と断り書きがあり、納得。このレバー生姜焼きを食べる為に、不定期で通おうと思った。
なお同行した友人は、「焼肉丼」という、一見安価で無難なメニューをチョイスしていたが、これが結構ひと癖ある料理であった。軟骨を多く含む、コラーゲンでプルップルの肉が、こちらも濃く味付けられて、丼の上にこんもりと載っている。美味しいのだが、いっぺんにたくさん食べる肉でも味でもなく、友人はあえなく途中でリタイアしていた。ビールと一緒になら、味的にも合うんだろうけど、個人的にビールとご飯を合わせられないので、自分では試さない。
ミケ先生&るんるん、あらあら、誕生会ですね。(フクトラ日記)・すぐ乗っちゃうの(ニャ郎ども通信)/授乳中&ちょっぴりアンニュイ(以上2点、猫式訓練所)