先日、善福寺公園に行った。善福寺公園は、ちょっとした水鳥達と、例のアレがおり、鳥分とアレ分を補いたい時に訪れる場所の一つである。
公園に着き、池の周囲をあてもなくぐるぐる歩いていると(それ以外の利用方法がない公園である)、工事中と思しき一画に、まるでフクロウのようなルックスの鳥を発見した。黄色いロープが張られた向こう、金属棒を組んだ足場に止まり、背中をこちらに向け顔を埋めて休んでいる。距離は非常に近いのだが、顔が見えない。「フクロウのよう」だと思ったのは、大きさと、茶色と白色が大きく斑に混ざった羽色からなのだが、しかしフクロウがこんな都内のしかも人前に日中堂々と現れるものだろうか。私の知る限りだと、アオバズクならば私が目撃できたぐらい、人前にフレンドリーに現れるようであるが、しかし目の前の鳥とは大きさが明らかに異なった。
もっと手がかりを得られないか、今度はあてをもってぐるぐると歩き、距離は離れるが正面から観察できるスポットを発見した。唸れ、私の45-200mm!(←Wズームキット) 手ブレぬよう極力慎重に撮影した画像を、液晶モニタ上で拡大してみると、顔を埋めていて確認できないながらも、首周りがフクロウっぽくない事は確認できた。長く険しい足の爪も目を引いた。という事は、フクロウじゃなくて鷲鷹類? 都内でも鷲類は生息するらしいけど、でもそれこそこんな人前に? 鳶じゃあるまいし? 鳶とは色が明らかに違うし?
その場では答えの出しようがなく、もやもやしたまま帰るしかなかった。いずれ、画像をアップしてwebで尋ねれば、詳しくて優しい人達が教えてくれるに違いないが、日記更新が数ヶ月遅れの現状、答えがわかるのも数ヶ月遅れの自業自得……。ところが、思いがけずもとあるルートから、思いがけない回答が得られた。
“謎の猛禽類”の正体は、なんと、ゴイサギの幼鳥であった。そして、「ホシゴイ」なんて通称まで得ている、ポピュラーな存在なのであった。ゴイサギなんて、羽は背中が濃い灰色で腹が白くて目が赤く、身体は鷺だから大きめだけど鷺の中ではあまり大きくなく、そして何よりも、鷺でありとても猛禽類には似ていない。それが、幼鳥時分には、顔を隠すだけでここまで猛禽的な空気を帯びるとは。というか、羽の色が猛禽的に見えるだけなのだが、これはもしかすると、猛禽に擬態して敵を寄せ付けないようにしているのか、それとも私以外の人達の目には少しも猛禽っぽく見えていないのか……。
ツチノコ発見(世界はニャーでできている。-なでしこ館-)・カベ(ねこなど)/変な格好でリラックス中(猫式訓練所)
フォッサ(動物園始めました。)・ビックリ!(ホッキョクグマ/あにまるずふぉと)・日本平(ホッキョクグマ他/KumasFactory)・ふれあい(熊/動物園写真館 別館)・アフリカタテガミヤマアラシ 針全開で怒る(動物の写真)/ 「立ち上がろうとする生まれたてのキリンの赤ちゃん、デンマーク」(AFPBB News)・ 「酷寒とろかすバードキス!動物園にもバレンタイン到来―上海市」(レコードチャイナ)