2010-01-09 「キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲」クリア雑感 他 [長年日記]

「キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲」クリア雑感

「キャッスルヴァニア」に続き「サークルオブザムーン」も(友人の手を借りまくって何とか)クリアした私。相変わらず増長を続け、GBAドラキュラの2作目である「~白夜の協奏曲」をプレイ開始した。ちなみに、本作のほうが「キャッスルヴァニア」よりも発売が先で、「キャッスルヴァニア」シリーズの1作目に当たるらしい。シリーズ名でなく単作名の「キャッスルヴァニア」は、ゲーム内物語の原点だからこの名前、という事なんだろう。

シナリオ
ベルモンドの末裔である主人公ジュストの前に、修行の旅に出ていた親友兼ライバルのマクシームが登場。「我々の幼馴染兼憧れの娘がさらわれた!」等と言って、ドラキュラ城まで案内してくれる。初っ端から胡散臭いマクシームは、クリア後に操作可能。“変態キャラ・ムッムッホァイ”として、一部から偏愛されていたようだが、私にはぴんと来なかった。自分の手で動かしてみれば、感想も随分違うんだろうけど、2周目以降は当分予定無し。
システム
行動制限を解除する6種類+能力を強化する6種類=計12種類の「魔導器」。シリーズ定番の「サブウェポン」6種類と、それらに組み合わせる事で特有の攻撃となる「スペルブック」5種類。――この辺が、あくびが出かねない程に保守的にして手堅い仕様である一方で、“家具集め”は意味が判らず面白かった。ドラキュラ城内に居心地良い部屋を見つけたからって、何故集めた家具で飾り立てて“自分の部屋”にしようとする……?
マップ
さくさく進むのにも途中で納得の、表裏合計200%仕様。テクニカルな要素を持つのは「因果律機械塔」表裏それぞれの「鉄球の部屋」で、スイッチを入れると駆動し始める鉄球より早くゴールにたどり着かないと、隠し小部屋の隠しアイテムが手に入らない。アイテムはどうでも良いが、小部屋のMAPが埋められないのは、私にとって致命的。裏は数回挑戦して自力でクリアしたが、表は全く歯が立たず、友人に委ねた。
戦闘
「サークルオブザムーン」と比較すると、驚くほどぬるい。ジャンプがし易く、攻撃を当てやすく、雑魚敵の出現密度が低く、よってスルスルと先に進める。中ボス戦では、十字架の威力が強く、回復アイテムが購入可能であり、アクション下手な私でも、「ハート尽きるまで十字架連打→危なくなったら即回復」戦法によって、自力で倒せてしまう。私には大層爽快でも、世間一般というかドラキュラファンには不評だったのでは?と推測。

本作の難易度低下に大いに勇気付けられ、この先のシリーズ作品にもガンガン手を出していこうという気持ちが強まった。愉しみでならない。

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