細々としみじみと食べている為に、この日記には書いていなかったのだが、ここ最近「仙太郎」の和菓子各種がお気に入りである。デパ地下でよく見掛ける和菓子屋の一つであり、何きっかけで食べ始めたのか定かではないが、甘さ控えめさとゴテゴテしくなさが好みに合っている。恐らく最も有名なのは、「ご存知最中」という、食べる直前に自分で最中皮に餡を挟んで完成させる最中であり、餡の素材感と最中皮の新鮮な食感が美味しい。他にも、わらび餅なんかも食べた。
今日は、「花びら餅」というものを買ってみた。名前には聞く和菓子であるが、食べるのは記憶の限り、今日が初めて。柔らかい餅に包まれているのは、白味噌風味の餡と、なんと牛蒡。世間に知られた定番和菓子であろうから、世間の皆様に置かれましては周知の事実なんだろうが、私は今回初めて知ったので、初めて相応に驚いた。苺を大福に入れるよりも、画期的なんじゃないかと思った。その牛蒡は、牛蒡と思えぬ程に柔らかく煮られ、癖もない代わりに甘すぎる事もなく、和菓子の素材として全く違和感なく仕上がっていて、それがまた不思議な感じがした。でも西洋菓子にも、「牛蒡入りのチョコケーキ」とかそういえばある事を考えると、普通に定番の菓子素材なのかも……。
(4/15追記:ご存じ最中は、贈答用が皮と餡が別、自宅用?は最初からセットだそうです。お裾分けしてもらった時にセットになっていたのを、振る舞って下さった人が手ずから一体化してくれたのだと勘違いしてました)
モッチーマンって知ってますか!?(ぽれぽれDay)・落成式(ネコニッキ)・フェンスを挟んで(世界はニャーでできている。−なでしこ館−)/ 「ツシマヤマネコ、野良猫とケンカ…負けて保護 対馬」(朝日新聞)
「落ちていた魚を奪い合っていたらしく、闘いに負けてノビたところを助けられた」。もしも野良猫が負けていたなら、助けてももらえなかったのだから、ツシマヤマネコが負けたのは幸福総和数的に良かった。<「ツシマヤマネコ、野良猫とケンカ…負けて保護 対馬」