“例のアレ”ウォッチフィールドを、地道に広げつつある年末年始。私の居住地から、友人に紹介された新しいフィールドへ行くには、池袋を経由する必要があった。池袋は、渋谷ほどのアウェイ感はしないまでも、違和感を拭えない街である。今から十数年ほど前、初めて池袋を訪れた頃合に、「池袋はカラーギャングが徘徊する危険な街だから気をつけろ」と聞かされていたのが、未だに尾を引いていると思われる。同様の、自称“周辺に詳しい”人による言説には、「大宮駅前は、夜間出歩いている女子が車に引きずり込まれて拉致られる」「井の頭公園では、春から夏にかけて、毎晩女の子の悲鳴が聞こえる」というものがあった。
馴染みない街である為、私はこの街に自分定番の食事処をまだ見付けていない。今日は、悩む気分になれず、何でも良いから早めに済ませたい気持ちで、目に留まったお好み焼き屋にさっと入った。するとこのお好み焼き屋、普通とは違い、「神戸風」を名乗り、だしにつけて食べるスタイルらしいのだった。目先が変わってて味も外さずに済みそうな食べ物には目がないので、喜んで注文した。
いざ食べてみた“神戸だしお好み焼”は、明石焼の前例を外れず美味しかった。粉と素材の味が表に出ていて、だしがあっさり香る感じ――とでもいうか。同時に注文した普通のお好み焼きも、旨みの濃いソースを味わえてとても美味しかったのだが(ソースを買って帰れないか考えたが、家でお好み焼きを焼く習慣がないのを思い出して断念したほど)、最近薄味嗜好の私には、だしお好み焼きが性にあった。
トラジくん、あらあら、日向ぼっこで正月をご満悦ですね。(フクトラ日記)・泳ぐ身欠き鰊(しじみ日記)・夫と実家犬。(烏森口の女王)・トライアングル&落陽を観る(以上2点、世界はニャーでできている。-なでしこ館-)
ズーラシア始め(スマトラトラ他/KumasFactory)/「抱きしめたいほどカワイイ…虎の赤ちゃんたちの写真16枚」(らばQ)/ 「おサルさん、お湯よりユズ?」(MSN産経ニュース)
「36頭のサルたちに」「飼育員がユズ2kg、ミカン1kg、キンカン1kgを湯の中に入れるとたちまち大集合」。猿じゃない私でも、蜜柑と金柑はとりあえず食べておこうかなーと思うから、別に間違っていない。筈。<「おサルさん、お湯よりユズ?」