「逆転裁判」シリーズが(「4」も含めて)面白かったので、スピンオフ作品である「逆転検事」にも手を出してみた。
「検事」が、「逆転裁判」から裁判パートを取り除き、代わりに捜査パートを膨らませた――というのは、発売前の情報で知っていた通り。実際にプレイしてみると、それ以外にも、「全体的な難易度を少々落としてある」「扱う事件の規模が大きくなっている」という違いが感じられた。主人公たる御剣検事の有能ぶりを実際に体験できたようでもあり、逆に御剣ならば、「背景ばかりが大きくて難易度が低い」事件ではなく、もっと骨のある事件に挑んで欲しかったようでもあり、この点には良し悪しつけ難い。しかし、御剣を自分の手で操作できて、御剣の真面目&天然な言動にどっぷり触れられただけで、充分に愉しかったので良し。細部に御剣への萌えを目一杯詰め込んである様は、「3」とは違う方向性の(そして「3」では満足できなかった層へ向けての)、ファンサービス作品であると感じた。このシリーズが好きだから、「4」の不評にもめげず、続編を出してほしいのだが……。
他、雑多な感想を箇条書きで。
イイダコ食べる?&イイダコで歯の掃除(以上2点、しじみ日記)・2009年回想 43&2009年回想 45(以上2点、世界はニャーでできている。-なでしこ館-)/クリスマスモード(猫式訓練所)