新しい職場の近くには、毎月決まった時期にメロンパンの移動販売車がやってくるらしく、スイーツ好きな人々の間で話題&大人気なんだそうである。
メロンパンがそこまで好きではないつもりの私だが、同じ職場の人が買った焼きたてを少しもらって食べてみたところ、内側がとてもふわっふわでとても美味しかった。私がメロンパンをそこまで好きではない理由は、「人工的につけた甘ったるい香り」と「外側ベタベタ&内側ボソボソで口内の水分をみるみる奪う食感」なのだが、焼きたてのメロンパンは香りも食感も良くて、この2つの欠点がすっぱり解消されているのだった。
あまりにも美味しかったので、改めて自分でも買いに行ってみた折に、移動車の店頭(というのも変だが)で、このメロンパンラスクを見かけた。丸ごと1個分のメロンパンを、そのままカリっとしたラスクに仕立てあげている。試しにチョコ味を買って帰って家で開けてみると、「壊れやすいのでお気をつけください」の注意をある程度無視せざるを得なかったせいで(だって電車通勤)、表面の甘々カリカリ部分がそっくり削げ落ちてしまっていたものの、残る中身の部分は通常のラスクとは異なるザクザク加減で、食べていて楽しいラスクであった。今度は違う味を食べてみたい――が、また表面が崩れ落ちるかと思うと、やや躊躇。
「『茶色』の赤ちゃんパンダが発見される、世界で5頭目―陝西省」(レコードチャイナ/クマニュース経由)