スープカレーの美味しさは、具が新鮮で美味しかったり、スパイスが華やかで美味しかったり、ダシが雑味なくて美味しかったり、或いはこれらのどれかが突出しているのでなく調和具合が良かったり、店によっていろいろである。そんなに美味しくない店もある。
こちら「スープカレー シュクル」は、ネット等で評判を聞きつけたのではなく、食べ物屋を探していて偶々目に留まって、「カレー屋なら一度は入っておくか」という感じで入った店。なので、味に対しては特別な期待を抱いていなかった。先入観無しの状態なので、「期待できない」という評価も勿論していなかった。そして、この時はあまり胃の調子が良くなくて、「いちばん障りのなさそうなもの」という観点で、メニューを選んだのだった。
ところが、その“守り”メニューであった「温玉納豆オクラのスープカレー」が、しみじみと美味しかった。まずスープが、旨味が出ているのにしつこさがない味で、これに納豆やオクラがまろやかみを足し込んで、挽き肉やナスといった具にしっとりと染みている。美味しいスープカレーは、スパイスかダシが主張している事が多いのだけど、ここのは穏やかで優しかった。スープが熱々じゃないのも猫舌にはありがたかった(が、一般的にはどうなんだろう)。
「巨大なサメをそれより巨大なサメが食いちぎった驚く画像」(おもしろ動物園)・「違う種類の動物同士が仲良くしてる画像貼ってみんなで和もうぜ」(ハムスター速報)