恋人と手をつないで歩くには、年齢等の問題で気恥ずかしい。でも、ただ寄り添って歩くだけなのは淋しい。そこで、恋人の服の袖、ちょうど肘の辺りを指先でつまみ、少し後ろにくっつくようにして歩く。
――というシチュエーションが、世に存在する。歌で言えば、「ためらい」(松任谷由実)で有名である。アルバム「時のないホテル」で本人が歌っているが、元は萩尾みどりへの提供曲であり、他にも宮崎美子・増田恵子・斉藤慶子そして森川由加里がカバーしているらしい。
この、酸いも甘いも噛み分けた人生経験豊富な女性(推定)が繰り出す、「恋人に甘える際に、自身の年甲斐もない振る舞いに対して突っ込ませる隙を潰すだけでなく、その嗜みや恥じらいぶりでも点数を稼がんとする」熟達したテクニックは、しかし夏場には向かない。もしも連れ立って歩く恋人が、半袖シャツを着ていたら。タンクトップを着ていたら。上半身半裸だったら。全身全裸だったら。適切な位置に、指先でつまむべき布地が存在しないのである。
ここで私は、前々から温めていた夏季限定の萌えシチュエーションを提案したい。「彼氏の肘の皮を指先でつまんで、少し後ろにくっつくようにして歩く」。脂抜きした鶏皮を連想させる、あの凸凹してふにゃふにゃした部分、あれをつまむのである。肉じゃないからつままれても痛くないし、適度な柔軟性があるから引っ張られても痛くない。
しかも、つまんで歩く回数を重ねた先には、「日焼けした肌の肘辺りに白く残った彼女の指先」や、「彼女があまりに緊張して力をこめるので伸びきってしまった肘の皮」なんて“ひと夏のメモリー”までも残る。すごい良い。絶対萌える。夏真っ盛りの時期に発表できてさえいれば、きっと爆発的に流行ったと思う。
シンクロニャイズド睡眠グ(猫式訓練所)・「中国、羽が生えてきたネコちゃん」(エルエル)/「ビリヤード台で遊ぶ猫」(※動画※/ネタ奉行/教官不定期日誌より)/YouTube“うちのソックリさん達(女の子編):my cats(girls)”(→“うちのソックリさん達(男の子編):my cats(boys)”/ザイーガより/教官不定期日誌経由)
ビリヤード台で遊ぶ仔猫、その1。2匹の内片方が、ボール落下する穴から潜って台の下を通って他の穴から顔出し、もう片方がもぐら叩き状態。ビリヤード台で遊ぶ仔猫、その2。若干育って1匹きりなので、穴に潜らず台から器用に身を乗り出し前足伸ばして、ボールを攻撃しまくり。<「ビリヤード台で遊ぶ猫」
白黒鉢割れの多数集合は、他の柄の多数集合以上に可愛いと思う。変化に富んでいるからかも。<“うちのソックリさん達(女の子編):my cats(girls)”
ムシムシ(鳥/動物園写真館)・アフリカレンカク(動物の写真)・寝不足…(ニホンリス)&踊る(アカゲザル)(以上2件、Photolog Zoo)/「切ない顔をしたワンちゃん達の画像いろいろ」(おもしろ動物園)
驚くほど肘の皮がプニプニしていて我ながら気持ちよいのですが(先生!キモイ人がいます!)、肘の皮にそんな萌え萌えポテンシャルがあったのですね…。
「ためらい」を聴いてると、松任谷正隆氏って妻の昔の恋をほじくり返す <br>冷たい人なのかなーとか中途半端にイヤなイメージが浮かんできます(苦笑) <br> <br>てゆーか、これからサーフ天国・スキー天国に連れて行くのも正隆氏だし、 <br>つむじ風を追い越してやってくるサンタクロースも正隆氏だし、 <br>並んだら5cmも背が低いのも正隆氏。ユーミンの曲を聴いてると <br>私の頭の中は正隆氏のオンパレードです。誰かなんとかしてください。
>airさん <br> <br>プニプニで気持ち良いので、転んですりむいたり肌荒れでガサガサになったりすると、顔までじゃないけども身体の他の部位よりははるかにショックを受けますよね。
>コメント作さん <br> <br>松任谷由実の歌に出てくる男性を全て松任谷正隆氏に変えてしまう遊び、すごくハマりそうです。イヤな男にするも、ロマンティックな男にするも、ラブコメ的な男にするも、思いのままですね。 <br>近々、気合入れて実践してみたいと思います。 <br> <br>今日の習作: <br>「蜂の巣になり広場に死して新聞を飾る松任谷正隆氏」
超遅レス。自分でコメント書いててずっとモヤモヤしてたんですけど、 <br>「ためらい」の歌詞って「♪昔の恋を~ほじくり返す~」じゃなくて <br>「♪さりげなく聞く~」でしたね……。正隆氏ごめんなさいデス。 <br> <br>でも、正隆氏のヒゲを抜いてホテルに閉じこめた挙げ句に <br>蜂の巣にしてしまう素光さんの言葉の切れ味にはかないません。 <br>正隆氏、名誉毀損で訴える時は素光さんの方で(ヒドい)
「昔の恋をさり気なさ装ってほじくり返してる」って事で、全く問題ないと思います。 <br>そもそも、「ずっと愛す」とも言ってくれないような、冷たい男ですよ? 松任谷正隆氏って。