ナンジャタウンに行く時には、都内某所の“ナンジャタウンの無料入場券が汲めども尽きぬ泉のように湧く地”に立ち寄って、無料入場券を入手してから行く事にしている。今回のお目当ては、日本各地の郷土おでんが味わえるという「おでん博覧会」である。
- おでん博覧会
- ご当地おでん屋台・姫路風おでん:
生姜醤油をつけてさっぱりと食べるというおでん。具は牛スジ・大根・卵と、関西オーソドックスな感じ。生姜醤油にあわせて煮込んだのかそれとも偶々売れ行きが良くなかったのか、具はどれもくたくたで色濃く煮詰まり味も染み染みで、予想通りそれが生姜醤油によく合って美味しかった。一般家庭でおでんを作り過ぎおでんが続き過ぎて口が飽きてきた時に、手軽に一味変える工夫として普及すれば良いんじゃないかと思う。
- ご当地おでん屋台・沖縄風おでん:
先日家でおでんを作って食べた時に、期間限定の沖縄物産展で買ったテビチ(豚足)を加えたらば、これが滅法美味しかったのだがうっかり日記に書き忘れた。で、そのテビチのとろとろ柔らか具合が忘れられず、今日再び味わわんとこのおでんをチョイス。具はテビチの他、ウィンナと青梗菜を縦に引き延ばしたような細長い野菜。こちらは回転が良すぎるのか、肝心のテビチがのとろとろ柔らか具合が足りず、またかなり食べ辛かった。が、正体不明の野菜がさっぱりして美味しかった。
- ご当地おでん屋台・青森風おでん:
生姜味噌をつけて食べるというこちらのおでんにも相当期待していたのだが、私が行った時にはタイミング悪く煮込み中だった。甚だしく残念。期間中(来年1月21日迄)の間にまた行く機会があれば是非。
- 名店おでん屋台リレー・うみぼうず(静岡):
真っ黒な汁で煮込んだ具にだし粉と青海苔をかけて頂くスタイルの静岡おでん。具は牛スジ・卵・蒟蒻とあと謎の何か(黒はんぺん?)。これまでのおでん屋台は全て「○○風」、こちらのおでん屋台は「名店」、その違いがアリアリとわかる素晴らしい美味しさ。だし粉と青海苔の力だけではない、地力が違う。グルメな舌の持ち主は、こっちの名店おでん屋台リレーだけ食べるが無難。
- おでん“東×西”対決:
東から「牛串」、西から「ふくはんぺん」と「明石蛸」をチョイス。
「牛串」は、脂が抜けきって残った繊維状の肉が舌の上でほろほろと解けていく食感がとても独特で、ぶっちゃけ筋しか残ってないのにその筋ばかりなところが美味しくてとても驚いた。元の肉が美味いとこうなるんだろうか、それとも下ごしらえに工夫があるのか。
「ふくはんぺん」はてっきり「ふく=ふぐ」入りかと思ったが、買ってきた友人が言うには「そうではなくて『“福”はんぺん』なのではないか」との事だったが、帰ってからネットで調べたところではやっぱり「ふぐはんぺん」のようで、結局正体は不明だが柔らかなのに普通のはんぺんよりも身がみっちり詰まってる感じで美味しかった。
「明石蛸」は、串に刺さったぶっとい蛸の足。かぶりつくとゴムのような弾力で、噛み締めれば噛み締めるほどおでんのだしと蛸の旨味が舌の上に溢れ出してきて素晴らしく美味しい。のだが、歯並び=噛み合わせが悪い私には噛み千切るのに一苦労、結局うまく噛み砕けず大きな塊のまま飲み込むのに更に苦労。歯はとても大事なものだと思った。
- 東京デザート共和国
- 横浜夢本舗:
横浜の名を冠した有名菓子店だそうだが元ハマっ子の私は知らないなー、と思ったら、インターネットの有名店らしい。やや大きめサイズ「二人のショート」を食べた。いわゆる美味しいショートケーキだった。苺が美味しいのはポイント高い。
- 岩瀬牧場:
牧場の新鮮な牛乳をたっぷり使ったというスイーツの数々を提供している店らしい。「一生懸命」という名前の生チーズケーキは、チーズがとても爽やかかつ濃厚。舌の上ではとてもさっぱりしているけれども、胃に入るとズドンとくる感じ。そこがまた良し。
- ろまん亭:
チョコモンブランが有名なお店だそうで、チョコモンブラン以外のスイーツはモンブラン系とチョコ系。チョコ系から、「生チョコ」と「半熟チョコ」の2種類をチョイス。「生チョコ」は、生クリームやチョコクリームやスポンジやチョコスポンジ等が5層に重なった贅沢なチョコケーキで贅沢な美味しさ。「半熟チョコ」は、一口サイズながらねっとりした濃厚なチョコで、小さくてお安いのにしっかり美味しく、世の女性はこれを義理チョコに配ると喜ばれるんじゃないかと思った。
おでんをバカスカ食べた後にケーキをバカスカ食べるとさすがの私でも気分が悪くなるという新事実を発見して帰った。
★ 「熊いじめ」(一歩後退、二歩前進)
鎖で繋いだ熊に安全圏から危害を加えて愉しむ「熊いじめ」に、ネットで時折見られる「相手が了解していない」弄り行為をなぞらえている。残念ながら、「冷静な指摘行為」と「弄り」の間に明確な境界線はないと思う。
★ 「『正しい和食』認証制度に米メディア猛反発」
「『カリフォルニア・ロール』は『正しい和食』ではないが『和食を元にした立派な創作料理』である」と言われるのも嫌なんだろうか。何故「日本政府の好みに味を合わせる」という受け取られ方をしているんだろうか。
無料入場券の泉は大体どのあたりで湧いてるんですか?
新品&中古ゲーム販売店と、ナムコ系列のゲーセンとで確認しています。<無料入場券の泉<br>飲食以外の遊戯施設を全く利用しない人向けです。遊戯施設は飲食同様に別途料金を支払うか、或いはパスポートを購入して無制限に利用するかのようです。