先週末の体験メモその2。漠然と「化け物展」と思っていて、現地に着いて初めて「〜の文化誌展」、つまり書物がメインの展示だと知った。書物を読むのは決して嫌いではない。自分が興味を示さない分野の堅苦しい文章を読まされ、その読解力でもって私の人生に関わる点数付けが為されるのは大嫌いだが、私が自分の好奇心を満たしに自由意志で訪れた先にて、興味ある分野である化け物の関連テキストを気ままに読むのに不満があろう筈がない。
しかし、わんさか溢れる人を柔軟に巧みにかいくぐり、周囲の喧騒をシャットダウンして集中し、しかも後の人の迷惑にならないよう適度なところで時間を区切って内容を汲み取るというのは大変難しい。難しいというか不可能。なので専ら、想像の具現化である天狗のミイラ・人魚のミイラ・河童のミイラや、想像の大元となったダイオウイカ・リュウグウノツカイ・二口魚のホルマリン漬け等を眺めて回って終わった。
中でもミイラにはとてもワクワクさせられた。彼等の実在が信じられていた時代に精巧な技術でもって彼等の姿が具現化され、彼等の実在が信じられていない時代にも人々の目を惹きつけるという、その素晴らしさ。しかし私がワクワクとショーケース内を覗き込んでる横で、親子連れやカップルは入れ替わり立ち替わり判を押したように同じな「すごいよ天狗のミイラだってー」「でもそれ偽物だよ」といった会話を交わしては足早に去っていくのであった。
先週末の体験メモその3。「化け物の文化誌展」が不完全燃焼で消化不良だったので、他の展示もチラ見して自分を慰めて帰る事にした。とりあえず手っ取り早く1Fを覗いてみたところ、これが私の趣味にどんぴしゃ。私が大好きだった、小学から高校にかけての生物系理科知識のオンパレードみたいな感じ。
だからどの展示も心から楽しめたのだけど、とりわけ「寄生虫がびっしり貼り付いた鯨の腸&胃の展示」と、「床に描かれた系統樹の枝通りに微生物や植物や動物の模型・剥製・動画等が飾られている円い広場」が特に面白かった。今度是非他の階も観に行きたい。でも3FからB3Fまで丹念に見てまわっていたら、丸一日きれいに費やす事になりそう。それでも全然構わないけれど。
愛しの我が家(毎日めろめろ)・「トラの子とウサギがラブラブ同棲中—海南省三亜市」・「ぞう大人気」 (kyoumoeの日記3.5/daydreambelieverより)(→関連:「Google Earthのアフリカの動物が写っている場所を簡単に見つけるには」(mizuno_takaakiの日記))
★ 「捕獲後の飼育困った 大津E群ニホンザル 市、ノウハウゼロ」
当初の殺処分予定から飼育へと方針転換したまでは良いが、後が大変。他には有害駆除した猿を安楽死させられず実験動物販売業者に無料譲渡してしまった自治体も。
「BLOOD THE LAST VAMPIRE」の実写映画化。吸血鬼モノ好きとしては素直に喜びたいところだが、主演がチョン・ジヒョン。栗山千明で良いのに……。→プロダクションIG「劇場用アニメーション映画『BLOOD THE LAST VAMPIRE』の実写映画化製作決定のお知らせ」(PDF)
★ Suntory ニュースリリース「『ペプシゴールド』数量限定で新発売 —爽やかなジンジャー風味の“金色のペプシ”が新登場—」
「軽やかなジンジャー風味とコーラならではの炭酸の爽快感」。コーラ+ジンジャーエール? 香港辺りで風邪をひいた時に飲むという「生姜入りホットコーラ」のように、温めて飲むと美味しいんだろうか。
ナカちゃん追悼イベント。市長の沈痛な挨拶→写真展→小学生自作合唱曲披露はよくある流れだが、音頭・サンバ・宝探し・パン食い競走は暴走気味。哀しみ感じないし。でも追悼は送る側のものだからこれで良いのかも。