東京駅八重洲中央口を出て、交差点を渡ってすぐの場所にあるアンテナショップ。京都の伝統工芸品や小物、京和菓子や調味料等がいろいろあって目に楽しい。
中でもすごいのが、冷凍ケース内のアイス。京都らしく抹茶ベースが何種類も揃えてある中に、1個3千円超の超々高級品が。とても気になるけれどもそんな高いアイスを味わう舌を持ち合わせていないのでそれは避けて、それ以外のアイスを買ってみる事にした。「それ以外」と言っても、冷凍ケース内でいちばん安いアイスでさえ1個300円台もして、ハーゲンダッツ並みには値が張っている。
今回選んだアイスは、砕いたナッツで表面をコーティングしたスティックタイプの抹茶アイスで、香ばしいナッツを囓った下の抹茶アイスは、今まで食べた数々の抹茶アイスとは異なる、上品で穏やかな味わいだった。舌の上ではしっかり抹茶の味がするのに、喉を過ぎると後味が残らずまるで雪のようで不思議だった。お年寄りは特に喜びそう。
2回目の利用。幅広く食べる為には前回の注文と被らないよう前回の注文を思い出しながら、食べ物はショコラスク・飲み物はシナモンココアを注文してみた。食べ物でチョコを選ぶなら、飲み物はチョコ&ココア以外の物を頼んだ方が、せっかくのチョコの味をより深く味わえるのだろうとは思う。思うのだけれど、しかしこの店に来る機会は(近場に特に何もないので)そんなにないし、来ても店の前に順番待ちの列ができていて諦めて帰ったりなので、食べられる時にまとめて食べておきたいものは仕方ない。チョコ食べ過ぎて鼻血が出なければそれで良い。
ショコラスクはフレッシュチョコレートを載せて食べる物なのだが、フレッシュチョコレートは1種類だけしか頼めないと思っていたら何と3種類まで選べるという。大喜びで、最初に決めていたアプリコットキャラメルの他に、プレーンカカオとキルシュホワイトを追加した。プレーンカカオは文字通りベーシックなチョコレート味。アプリコットキャラメルは杏の酸味とキャラメルの香りが華やかで、センターにこういうクリームの入ったチョコを市販してくれれば良いのにと思うぐらいに気に入った。
シナモンココアはシナモンの香りが付いたココアで、シナモンの香りがややキツイ状態を覚悟して「それでも美味しいには美味しいだろう」と飲んでみたところ、香りはしっかり感じるけれども前面に出過ぎないとても良い塩梅だった。家でもこのバランスのシナモンココアが作れるならば、ココアに必ずシナモンを加えて飲むのだけれど、まあまず無理だろう。諦めてこの店でだけ飲もう。
この他に、残しておいたショコラスクのキルシュホワイトと引き換えに、同行の友人にワッフレートの栗クリーミートッピングとスイートポテトのチョコレートドリンクを味見させてもらった。
ワッフレートは見た目ロングサイズのワッフル。ワッフルといえば「ふわふわ」か「しんなり」と相場が決まっており、今日はどちらの気分でもないので私はこれを頼まなかったのだけど、もらって食べてみると「外はサクサク・中はふんわり」な焼き加減&歯応えでとても美味しかった。栗クリーミーも、ホワイトチョコの甘味に栗の甘味がしっかり馴染んだ秋の味で美味しかった。私が次回来店した時には、このワッフレートに先程のアプリコットキャラメルトッピングで行こうかなと思った。
スイートポテトドリンクは、チョコの苦味と芋の甘味がこれまたしっかり馴染んだ秋の味で、味わいもドリンクの濃度もどろり濃厚。店であんまりあれこれ注文したくない場合は、これ1杯でも充分堪能できてお腹も満たせるかもしれない。
それはないんじゃない?(うちの雛さん)
「オウサマペンギンの散歩再開 越前松島水族館」(SueMe SubLogより)・「羊の群れが一夜にして民家の庭に出現 英国」(※画像※/国際時事新聞)
★ 「だから非モテはつまらない」(Welcome To Madchester)
非モテは「徹頭徹尾個人の問題」、「その解決方法を他の何か、国や社会制度などに解決を求めた瞬間に非モテは通常の『弱者』のカテゴリに回収されるのではないか」。“非モテ1.0”“非モテ2.0”という区別が上手い。