それ、自分の手じゃないんですけど(Cat Scratch Fever)・麗しい関係(そよ風)
★ 「PS2とPSPに新色登場。ピンクのPSPはSamantha Thavasaとのコラボも」
PS2のDVD機能がそろそろヤバイ感じなのでPS2替えたいしPSPも欲しい、ピンクより赤が欲しいけどでもピンクでもいいや♪と思って画像を見たらピンクがドピンクだったのでオバサン置いてけぼり感を喰らった。
ようやく骨格標本にされる方向で落ち着いたものの、「かわいがっていた人たちには耐え難いのでは」(博物館)・「そんな姿をさらすのは名誉市民の尊厳にもかかわる」(市民)と、人前には展示されなさそげ。
先んじてパリ限定で「和食お墨付き制度」の話題があったが、海外全土に話が広がった様子。→農林水産省「海外日本食レストラン認証有識者会議の設置について」・「こんな和食屋は嫌だ」&「世界のヤバ和食」(未読メッセージはありません)
★ 「創作料理:誕生!『深川そばめし』 ご当地グルメに育って/北海道」
収穫量道内3位の米+道内2位の蕎麦を用いて深川市が手掛ける、「おにぎりに低温で揚げたソバの実を混ぜ、そばつゆで味付けする」メニュー。美味しそうだし身体に良さそうだし地元食材だし、何から何まで素晴らしい。
★ 大阪にあるカレーうどん専門店 「カレーうどん本店」
バラエティ豊かなメニューに、大阪の食の懐深さを感じ入った。どれも美味しそうだが、とりあえず今選ぶなら「豚カツカレーうどん」か「Tomatoの赤いカレーうどん」(チキン&ガーリック)かな。
家電販売店で働くアンディは40歳の独身男性。自転車で職場と自宅を往復し、自宅では箱入りフィギュアに囲まれた部屋でパッド付専用ゲーム椅子に座ってゲームを楽しんだり等、悠々自適の日々を過ごしている。明らかに変わり者である為に職場でも浮いていて、「シリアルキラーではないか」との疑念さえ抱かれているアンディだったが、ある日ふとしたきっかけで同僚達からポーカーに誘われる。ゲーム後に男同士での気の置けない下ネタトーク中、「生涯で最も下品な体験」告白を迫られたアンディはボロを出してしまい、この齢にして未だ童貞である事を知られてしまう。翌日にはその話が職場中に知れ渡っており、しかも同僚達はお節介にも「彼が童貞喪失できるよう一肌脱ぐ」と宣言、今までと一変した波乱の日々が幕を開ける。
高齢童貞を主人公にしたラブコメディというのが一体どんな内容なのか、興味を覚えて観に行ってきた。童貞を蔑みまくって笑う映画なのかとちょっぴり心配していたが、そんな事もなかった。
では結局この作品はどういう内容であったかというと、「1人の高齢童貞が、ある出来事をきっかけに今まで胸の内に燻り続けていた恋人切望感を認識し、彼女探しに乗り出し、理想の女性と巡りあい、恋愛作品にはつきものの障壁をも見事に乗り越えて幸せを得る」という、ごくシンプルな内容であった。この作品では「童貞」は普遍化された悩みとして描かれてはおらず、あくまでも主人公個人のコンプレックス(notハンディキャップ)に過ぎず、「恋愛作品にはつきものの障壁」や「ラブコメにつきものの下ネタ」に従来作品と変化を加えてみせる為のエッセンスに過ぎない。そもそもアンディは高齢童貞とは言え、容姿は申し分なく仕事も機会を与えられれば人並以上にこなし、過去にも作品内でも女性に声をかけられる機会が多々あり、ステレオタイプな「高齢童貞」像からは外れているのである。
そういう意味で、この作品はこちらの事前予想と大幅に違っていたのだが、かといってガッカリさせられたかというと全くそんな事もなかった。アンディを始めとする面々の恋愛奮闘ぶりが楽しく、息をつかせぬ頻度で繰り出される下ネタも面白おかしく、同僚達の手荒ながらも根底に誠意あるホモソーシャル的な連帯感に憧憬し、肩の力を抜いて最初から最後まで楽しむ事ができた。予想と違っていた事もまた、面白さを感じる要素の1つとなった。