2008-07-17 ファッションは終わりなき鬼ごっこ 他 [長年日記]

ファッションは終わりなき鬼ごっこ

服を買いに行きたくなった前後だけ、ファッションについてあれこれ考えてみたりする。

今の時代、スタイル(ライン?シルエット?)に無頓着な人は、ダサイとされる。オーバーサイズのチェックシャツに太めスリムのジーンズorチノパンを履いてリュックを背負う、いわゆる“ヲタファッション”は、恐らく「ダイエー辺りで気軽&安価に手に入る」「着心地がとても楽」「非常に機能的」という、合理性一辺倒を追求した結果完成されたファッションであろう。もしかすると、あまり見かけなくなったバンダナや指ぬきグローブ等も、同じく機能性追及の産物なのかもしれない。しかしとりあえずこれらはまとめて、“ヲタファッション”と呼ばれ、嘲笑or憐憫or無視される。

では、スタイルをきちんと追求しようとした場合、そのスタイルがまとう本人に似合っていないと、これまたダサイとされる。年増の若作り・デブのタイト&ミニ丈&露出服・貧乳のセクシー服・ガリの露出服(タンクトップ等)・地味系キャラの絢爛ファッション――これらのダサイとされ度合いは、私が感じるに、“ヲタファッション”にも増して苛烈である。こういう“勘違いファッション”をまとう人は、個人名を挙げて何処がどうイケてないかを詳しく述べられ、手痛く駄目出しされる。

ならば、スタイルを考慮しながらも、何よりも自分にきちんと似合った方向で落ち着こうとした場合、しかしそのスタイルが当人の属する集団の大多数に飽きられてしまえば、またもやダサイとされる。流行に疎い私が必死に乏しい記憶を掘り起こして挙げると、ケミカルウォッシュ・肩パッド……うーん、さすがに流行に疎いだけあって後は思いつかないや。

さてこれらをまとめると、ダサイとされない為には、「スタイルも考慮しつつ、流行も考慮しつつ、何よりも自分にきちんと似合った方向を、休む事なく時代の流れに合わせて追求し続ける」事になる。それは何て、終わりのない闘い。いや闘いではない。目指すのは「勝利」ではない、「敗北しない事」、だからこれは、終わりのない鬼ごっこ。

個人的には、世間が「流行の追及」だけでも無しにしてくれるならば、まだ戦っていけない事もないと考えている。自分内の流行に身を委ねたいから、世間の流行は無視して生きたい。

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