“吸血鬼真祖の直系”として否応なく目覚めた主人公が、様々な思惑に巻き込まれ苦悩しつつも、それらと対峙し乗り越えていく。短いあらすじにまとめると、よくありがちな物語でしかないが、しっかり作り込まれている為に、プレイして充分満足できる作品と感じた。
具体的には、まずシナリオ。「個人の潜在意識が反映された、各々異なる獲得能力を駆使し、吸血鬼ならではの身体損傷的にエグいアクションシーンの連続」と、「能天気な日常パート」の格差で、飽きずに愉しめた。それから、何といってもキャラ。主人公は、女と見紛う外見の美少年の癖して内面が時折マッチョな様に苛立たされたが、「エロゲ(→『ドラクリウス』)の全年齢版化作品だから」でそこは切り離せた。そして、残る女キャラ達の可愛らしさと時々エロを堪能できた。途中分岐がありEDも数種類あるものの、大筋はほぼ一本道だが、キャラの内面掘り下げが物語の進行に影響を与える類ではないので、むしろ短時間で一気に味わえて良かった。
各キャラ感想は長くなりそうなので、明日付で。
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