国府台と国分の台地間に深く入り込んだ古くからの沼があり、これを国分沼といいましたが、この沼にはじゅん菜がたくさん生えていたことから、じゅん菜池と呼ばれるようになりました。
昔は近隣の農家の人々が、じゅん菜を摘んで出荷したこともありましたが、昭和の初期に沼が何度も干上がり、ついにじゅん菜は絶滅してしました。
戦後、沼は田んぼに変わりましたが、地元の人々から昔のようなじゅん菜池を復元してほしいとの要望を受け、 昭和54年に現在のじゅん菜池緑地へと整備しました。
(市川市公式サイトより引用)
「野鳥観察ができる」と聞いて、出かけたじゅん菜池緑地。今の池にじゅん菜が生えているか否かはよくわからず、仮に生えていたとしても、メレ子女史が収穫できる量ではないと思われる(→「夏雲湧く沼に船を浮かべてヌルヌルじゅんさいを堪能」(メレンゲが腐るほど恋したい))。そして、到着した時間帯が遅過ぎたのか、じゅん菜どころか野鳥もほとんど見かけなかった。
代わりにたむろしていたのは、複数のアレ。愛でようと近付く我々に愛想を振りまくが、どうやらそれは計算に基づいたものであり、純粋に近くを通過しようとするだけの他種生物に対して、我々の威を借り不要な喧嘩を吹っかける、なかなかにしたたかなアレ達であった。
ひとりじめ(ネコニッキ)・さび猫カネラ仔猫モルフォ(The Greek Cats)