先日沼袋へ行った際に、店の外に着いたのがラストオーダ直後で間に合わなかった「たんどーる」と、個人的に再戦してきた。複数のカレー本に掲載されている有名店にしては手狭な店内故に、今度は早めに到着しても再び店に入れないのでは?と不安だったが、無事に店内に収容され、テーブルに着いた。夏も始まって、さっぱりしたものが口に嬉しい近頃なので、今回はこちらの看板メニューでもある、「噂の!鶏肉の梅カレー」を注文した。
「鶏肉の梅カレー」とは、店の説明によれば、「(インドスパイス)タマリンドの代わりに梅干しを使った」メニューだそうである。「さっぱりしたものが口に嬉しい」と言って注文していながら、酸味が強過ぎるものが苦手である私は、文字通りどんな“塩梅”なのか、カレーが出てくるまで気を揉んでいた。しかし、テーブルに運ばれた皿をいざ食べてみると、梅の味がしっかり主張していながらも、酸味がキツ過ぎずに優しい味に仕上がっていた。とは言え、この味わいに反して、梅そのものはかなり大量に使われているらしく、食べている最中に胃袋がキューと縮み上がる感覚があった。口には優しくとも、胃には相当な「酸」が送られているもの、と推測された。そういえば、こちらで以前食べた「牛スジ肉のカレー」も、食べている内に同じように、胃がキューとなったっけ。この、「美味しさの前で身体を張っている」という感覚は、なかなか悪くない。「身体を張っている」と言っても、不健康な目に遭わせているわけでもないし。
マイハウス(せかニャ!!)/ありえない場所(高さ)での香箱組み(ねこメモ)・(= ̄ω ̄=)ノ(猫式訓練所)/昔、とある田舎の大学へ受験に行ったとき。(※テキスト※/ねこメモ)