「モスバーガーがごく僅かな店舗数だけ、カフェ形態の店舗を営業していて、そこの売りはカップケーキである」――という話を、ネットで仕入れて以来。いつか行きたい行きたいと思いはしつつも、“行きたい”熱の高まりはのろのろとしていた。というのも、私が日常的に行ける範囲のモスカフェ所在地は、銀座。最近でこそ、何らかの用事で足を運びこそしているけれども、お目当ての店を目指して地下道や人波をかきわけ進める程には、かの地に熟達していると言い難い。どうしても気後れが生じてしまう。
そこで先日、私よりは銀座に詳しい友人を伴って、モスカフェ探索に出かけた。地図の場所から、西銀座デパート?内かと思って1Fに入りうろうろするも、一向に見つからない。狐につままれた気分でいたが、偶然目にした案内板で、建物の外から入店すると知った。そして辿り着いた店内は、奥に細長く、手狭さをおしゃれさでコーティングした感じで、正直これまた気後れする雰囲気。しかし、入り口を入って目の前に位置するカウンターのその場所に、目指していたカップケーキが何種類も陳列されていたら、それを見逃して帰るわけには行かない。私の中で鉄板と思われた「木いちご」の他、苺やら和風の何かやら期間限定の何かやら、覚えていられないぐらいの種類を友人と共に注文した。
そんなに何種類も注文したのにはちゃんと理由があり、一般的なカップケーキのサイズと比較すると、数回り小盛りだった為である。しかしこれは決して欠点ではなく、トッピングが施されている量等を考えると、逆にちょうど良い量と考えられる。しかも、私みたいな食いしん坊が、罪悪感薄めに複数個食べられるのも素晴らしい。頻繁に通える場所に店があれば、一日一個でも我慢するけれども。
(12/31追記:今現在放映中のプリキュア、「スイートプリキュア」では、プリキュア達の日常おやつとして、カラフルなカップケーキが頻繁に登場している。「スイートプリキュア」と「モスカフェ」は、カップケーキの地位向上に大いに役立っていると思う。もしも「カップケーキ協会」や「~連盟」といった組織があるならば、両者を表彰すれば良いのに、とも思う)
べったり(ほんわか猫日和)・白三毛猫エグリと双子の仔猫たち(The Greek Cats)/黒猫は、あれは、なんだったんでしょうか。(※テキスト※/ねこメモ)