2011-06-04 キモい似顔絵を依頼する一般人の気持ち 他 [長年日記]

キモい似顔絵を依頼する一般人の気持ち

ちょっとしたテーマパークや大型商業施設内、或いは商店街の営業が終わった店のシャッター前等で。新進気鋭のイラストレーターと思われる人達が、似顔絵屋を営んでいる光景を目にする。子供の頃、私は自分が可愛い可愛いと言われていたのを半分ぐらい信じていたので、似顔絵を描いてもらうのも、恥ずかしくはあったが抵抗はなかった。あの時描いてもらった似顔絵は、クリアシートに描き込まれる私の姿がOHPに投射され、順番を待つ全員で鑑賞できる仕組みだったっけ――。

今となっては、写真に写るのさえも苦手故に、少しほろ苦い記憶に包まれて、道端の似顔絵へ目をやった。そこで私は、新たな苦々しさを覚えるのだった。何、あの絵柄……。とても、気持ち悪い。似顔絵というのは、その人の特徴的なパーツを誇張して描くとされるが、見本として展示されている似顔絵達は、「明らかに“欠点”としての特徴的パーツを誇張しているだろう、これ」という絵ばかり。対象への愛情が感じられず、言葉の代わりに絵を用いた悪口にしか見えなかった。

これが、新聞や週刊誌の風刺画だったら理解できる。批判対象たる政治家や芸能人を厳しく批判する、甘さのない似顔絵や、面白おかしく煽って消費者に媚びる、共犯を事前に設定した悪口の似顔絵。どちらにも、存在意義がある。しかし、私が今目の前に見ている似顔絵は、道行く一般人がお金を払って描いてもらおうかどうしようか――と、いう絵の筈。なのに、何故にあんな絵柄なのか? それとも、私の預かり知らない芸術的な観点からでは、何か他の意義が汲み取れるものなのか?

Tags: 雑記

萌え猫画像

面白い顔(レオンちゃんとパンダ日記)・注視(せかニャ!!)・首は大丈夫?(ほんわか猫日和)/この欠伸中のお口に小指をぶち込みたい(*´ω`)いついかなる時も下僕の邪魔をして下さるぎゃくたい(以上2点、ねこメモ)/ソロモンは旦那が駅に着いたのがわかったらしい(※テキスト※/ねこメモ)

Tags: 動物

萌えアニマル画像

鳥

Tags: 動物

«前の日記(2011-06-03) 最新