一つの食品だけを集中して食べることで、体重を効果的に落とそう――とする試みが、昔からある。その一つが、「リンゴダイエット」である。かつて私の母親が、「リンゴの中ではこの銘柄が一番」と信じるふじリンゴを箱買いして挑んでいたが、数日も経たない内に「飽きた」と一言残して放棄した。栄養が偏る、身体に明らかによろしくないダイエット法だけに、飽きて良かったんだろうと思う。
今の時代は、身体に悪くない、新しい「リンゴダイエット」が提唱されている。それは、1日1個のリンゴを食べるというもの(→「毎日リンゴを食べるとコレステロールが下がり、リンゴで上乗せされた分のエネルギーで太ることもない」(GIGAZINE))。「リンゴの繊維質で予め胃を膨らます」目的かと思いきやさにあらず、「リンゴに含まれるペクチンやポリフェノールが脂質の代謝を促進」するとか何とか。
そこで私も、食べるものに無頓着でいられる休日の昼、このダイエットに気軽に挑戦してみた。リンゴの皮を包丁でスルスルと剥き、食べた。意外とお腹がいっぱいになったので、お昼はリンゴだけで済ますことにした。その僅か30分後、食べる前以上にお腹を空かせた私がいた。何だか騙された気がして腹立たしかったので、もう1個リンゴを剥いて食べた。再びお腹が満ちた。そして30分後に猛烈に空腹になった。これはリンゴからの挑戦だと受け止めて、更に剥いて更に食べた。そうしたら、何故だかとてもお腹を壊した。恐らく私は、リンゴに負けたのだろう。「ダイエット」という目的は、最大瞬間風速的に叶えられたかも知れないが……。
昨日、渋谷で。(烏森口の女王)・割ってはいる(せかニャ!!)・俺、今日も(はせべのお気楽猫たち)・気配(すぐりとミルク)/リアル・ダッコちゃん 可動式&キャットタワーを段ボールを使って自作してみた。(以上2点、ねこメモ)/実家にいた頃新型インフルにかかった(※テキスト※/ねこメモ)