以下、「吐き気」「嘔吐」にまつわる話なので、その手が苦手な人は読まないで下さい。
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ここ1ヶ月の間に、急性胃腸炎的な症状を一度ならず発した。前触れも無く急激に気分が悪くなり、気分の悪さが“気分”だけで終わらず“実体化”した。発症したのは、就寝間際又は起床直前だったが、どちらの時も、体力と気力を消耗して一寝入りした後には、仕事に行ける状態まで回復したのが幸いであった。
私は万事を大袈裟に捉えがちだが、とりわけ「吐き気」に対しては、他の何物以上にも過敏に反応しているに違いない。食中り・悪酔い・熱中症その他により、吐き気を催した時、一般的には、「速やかに“実体化”させてスッキリさせる」ものと聞く。しかし私の場合は、“実体化”が子供時代の辛い記憶に繋がっているので、極限まで我慢しようと試みる結果、長く無駄に苦しみ続けるのだった。
「子供時代の辛い記憶」とは、「物心付いてから、高校生半ばまでの10年以上に及ぶ、乗り物酔い経験」である。病院に担ぎ込まれるには至らないが、顔が鬱血して赤いポツポツが残るレベルではあり、私には地獄のひと時であった。ほとんど克服してから今に至るまでの時間のほうが、苦しみに見舞われ続けた時間よりも長いというのに、私の脳は未だあの恐怖から解放されずにいる。
におう?(せかニャ!!)/新しいねこハウスに狂喜乱舞なさった姫様(ねこメモ)/一匹の茶虎の子猫が寄って来て、俺の耳たぶをかじかじし始めた(※テキスト※)&部屋を閉め切ってたのに、ここだけあったかくなってるの(※テキスト※)(以上2点、ねこメモ)