マックのレギュラーメニュー「えびフィレオ」に、モスが挑戦状を叩きつけるかのような形で世に送り出した、「海老フリットバーガー」。充分な大きさのある海老を、筏のような形に組み合わせることで、素材感を最大限に活かしているのが売りだという。それだけでも興味をそそる創意工夫であるが、モスは(最盛期に比べれば落ちたとはいえ)味も期待できるので、喜んで食べに行った。
味は2種類、「アボカドサルサ」と「パインチリ」。もちろんどちらも逃さず食べるべく、今回も友人を召還して同行を強いて、以下延々と私のターン。「アボカドサルサ」は、アボカドの濃厚にして爽やかなまろやかさと、サルサの軽快な辛みが組み合わさり、海老の甘みを引き立てて美味しかった。「パインチリ」は、パインのトロピカルな酸味と、チリの濃い辛みが組み合わさり、こちらも海老の風味を引き立てて美味しかった。どちらもとても美味しいので、以後継続販売してほしいのに、今回もまた期間限定品。モスはそういうところが、商売下手なんじゃないだろうか。