「白菜と豚角煮を一緒に水なしで煮込む」料理をネットで知った(→「白菜だけで煮込む冬の豚角煮」(ALL About))。鍋でとろとろ煮込んだトロトロの白菜とトロトロの角煮は、間違いなくこの上なく好相性に思われた。是非とも作ってみたく、早速材料を買ってきて、鍋で仕込んだ。即ち、豚ばら肉を適当な大きさに切って熱湯をかけて表面を白くした後、鍋にざく切り白菜を敷いて豚ばら肉入れてざく切り白菜被せて、とろ火でじっくり煮込んだ。鍋は、「密閉度が高く蒸気を逃しにくい鍋」との指定を受けて、フィスラーの鍋を使った。
煮上がった後、「水溶き片栗粉でとろみを」という指定は好みでないのでスルーして、早速白菜と豚角煮を食べた。私の好みにバッチリ適合した、外しようのないメニューである筈であったが、一口目にて、私は目の前に果てしない壁がそびえ立ったのを感じた。まさしく想像通りであった、白菜と角煮のとろとろ柔らか調和の真裏に控える、こちらは欠片も想像していなかった、煮こぼさない豚の脂をたっぷり吸い込んで湛えた白菜の重たさと言ったら……。20代の頃ならば、「この脂が美味!」と張り切って食べていたかも知れないが、30代も半ばを越えかけている私の身体に、この脂は一口毎に重たいボディーブローとして効いた。そして、鍋から取り分けた一皿分さえも食べきれず、切ない思いで箸を置いたのだった。
カメラ目線(ほんわか猫日和)・ホルター心電図解析ちぅ(ねころぐ)/哺乳中(猫式訓練所)・見ちゃダメ!!(ねこメモ)/猫をフォークリフトで持ち上げる(※テキスト※)&天国に行くとき尻尾が見つからないのはかわいそう(※テキスト※)(以上2点、ねこメモ)