訪問セールスの人が、家庭用健康チェック器具を携え、私の家を訪れた。「ダイエット器具ならともかく、健康チェック器具ならば、年1回の健康診断で充分間に合っている」という私の考えに反して、同居人が強い興味を示し、セールスの人の指示に従って、健康チェックを体験していた。
その健康チェック器具には、個人が自分自身で簡単に心電図を測定する機能がついており、同居人とセールスの人は、まずそれを試していた。個人が自分自身で簡単に測定できるのが売りであるが、測定する為には、上半身だけでも裸になる必要があった。私は不整脈持ちなので、私自身が試せば、その健康チェック器具の精度を確認できる。しかし私は女であるが故に、おいそれと赤の他人の前で上半身を晒すわけにもいかない。……と、セールスの人に語ったところ、セールスの人は待ってましたとばかりに、別の機能を紹介した。それは、裸体の体表に端子を取り付けるのではなく、着衣の体表にかざす形で、体内の異常をチェックするというもの。いわば、「照射探索モード」であった。
早速、健康器具と接続されたモニタには、私の体内の様子が映し出されていた。内臓の部分部分に、状態をリアルタイムで解説するフォントが挿入されている。目を凝らして文字を読むと、「脂肪●●」「脂質××」「油▲▲」といった文字が並んでいた。「自分がぽっちゃり体型なのは当然自覚してましたが、ここまで指摘される程に内蔵脂肪がやばかったとは思いませんでした……」と、同居人及びセールスの人の前で項垂れざるを得ない私であった。
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この後、いったん目が覚めて、二度寝して別の夢を見たのだが、その別の夢の中でも、「私はこの先少なくとも1年、野菜とササミ以外口にしては駄目だろうか……?」と考えていたぐらい、非常に衝撃的な夢であった。ちなみに、私が不整脈持ちなのは事実だが、特に問題のない不整脈だと聞いている。
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