2010-09-30 “人生の難易度急上昇イベント”一部始終 他 [長年日記]
★ “人生の難易度急上昇イベント”一部始終
１５－０１：部長に「面談がある」と突然個室へ呼ばれ、異動の内示を受けた。現在の事業部に異動してきてから、きっかり１１ヶ月後の異動。前回の異動は、出向先の方針転換により、私の従属していた請負業務が丸々消失したのが理由であった。今回の異動は、部長曰く、「現在の事業部が出資者の注目を免れぬ勢いで業績不振な為に、人員を整理して、売上を上げられる少数精鋭ばかりで固める」のが理由らしい。今の事業部内での私は、私が望んだ結果ではないにせよ、“給料泥棒”以外の何者でもなかったので、異動の内示にはむしろ気が晴れた。異動先は、会社の売上的に“花形部署”だそうで、忙しくてギスギスしている可能性も大だけれども、仕事が無いのに比べれば全然マシだろう。
１５－０２：現在所属している事業部が、今月下旬に本部を移転するらしいにも関わらず、誰一人として私にちゃんと教えてくれない。「いなくなる人間に説明する必要は無い」って事なんだろうか。感じ悪い。
１６：異動予定先の上司予定者達との面談日程が確定した。のは良いが、「周囲に動揺を与えない為に」「感づかれない様に配慮して行動するように」と指示された。むしろ、異動する私のほうが既に動揺してるんだから、異動しない皆で私に配慮してくれよ。……でもまあ、クビにされないだけマシだと思うしかない。
１７－０１：応援先に部長がやってきて、１人を「お茶を飲みに」外へと連れ出した。喫茶店にて、大事で内密な話が切り出される寸法らしい。私の異動内示は、本社の会議室で無機質にコストゼロで行われたのに。私にも珈琲ぐらい出せよー、私にも気を遣えよー。最後まで“都合の良い女”扱いだった（真面目なだけなっのっにっ！）。
１７－０２：異動予定先の上司予定者達と面談する為に、私のほうから３０分かけて移動。面接は私１人ｖｓ先方３人で、「土日の片方を休ませる約束はできない」とか「スーツ着用必須」とか、何この圧迫面接……。年喰って使い辛いばかりのノースキル長期契約社員を雇用したくないんだなーと思ったので、現所属部署の部長に異動辞退のメール連絡を入れた。私は契約社員につき、異動辞退を理由に懲戒免職を喰らう筈は無いが、仕事が無いので普通に契約解除となるだろう。有給休暇残を守れるか否かの違いしかないが、今の私にはその違いが大違いである。
２０：部長からの返信が無い。無駄に胃が痛い。
２１：応援先に部長がやってきた。退職手続きの話だと予測し、有給休暇残を守りきる覚悟でそっと拳を握り締めたところへ、「異動予定先の上司予定者達は期待している様子だから是非とも異動しなさい」と、思わぬ言葉。自分が見たものと他人からの伝聞、信じるべきは前者であり、「自分は本当は期待されてるらしい」とか死んでも思わないけれども、事業部上層者の間でそういう話を整えてしまったんだったら、下っ端が何を言っても通らない。何かもう面倒臭いので、異動を受ける事にした。
３０：応援先の面々が、内輪で上司抜きの送別会を開いてくれた。花束とお菓子をもらった。嬉しい。ただ、内輪で送別会を開いてもらったが為に、部長を初めとする上司からの正式な送別会のほうを、ぶっちぎらざるを得なくなった。「同じ名目でほぼ同じ面子から２回も奢ってもらって良いのか？（反語）」、という話である――。
★ 萌え猫画像
ねーねーなんで一緒にゴロンゴロンしないの～？（晴れのちニャンコ日和（別館））・白黒猫カペラキと仔猫の食事（Ｔｈｅ Ｇｒｅｅｋ Ｃａｔｓ）／「あ～楽チン♪楽チン♪」な子猫（ねこメモ）／寒くなってきたので、恒例の腹上ステップが始まった。（※テキスト※／ねこメモ）
