銀座へ映画を観に行った帰り、銀座ルノアールの前を通りかかった。「銀座に『銀座ルノアール』はない」という豆知識を小耳に挟んでいたと思ったのだが、目の前に銀座ルノアールがあるからには、あれは「銀座コージーコーナー」の間違いだったろうか。ともかく、喫茶店に入って観たばかりの映画の話を存分に語りたいタイミングだったので、「ルノアール“でも”良いか」程度の軽い気持ちで入ろうとして、入り口の「ケーク・サレ(塩ケーク)」のポスターにふと目が止まった。少し前に流行った「あまじょっぱい」系のスイーツかと予想を付けてみたところが、さにあらず。諸事情あって、洋菓子系の知識を若干蓄えたばかりの友人曰く、れっきとしたフランスの菓子(料理)であるという。それを聞いてますます興味が募り、「ルノアール“こそが”良い」という強い気迫でもって、店に入った。
席に着いて、いざ「ケーク・サレ」を注文。ミニサラダと3種類のケーク・サレをプレートに盛った形で提供されるようで、3種類の内2種類は「玉葱とベーコン、グリーンピース」「ローストチキンときのこの香草風味」で固定。残りの1種類を、「ズッキーニとトマト、クリームチーズのプロヴァンス風」「生ハムと3種のパプリカのバスク風」「ロイヤルミルクティーチーズケーキ」の3種類から選べるらしい。「ロイヤルミルクティーチーズケーキ」は非常に美味しそうだが、今回は敢えて料理らしいケーキを食べたく、「生ハムと3種のパプリカのバスク風」に決めた。
運ばれてきたケーク・サレを食べて、すぐに連想したのが「ミスター蒸しパン」。ミスター蒸しパンの惣菜蒸しパンを食べた時に、「蒸しパンは惣菜と違和感なく調和する」と納得したが、この塩ケークも全く同じ。パウンドケーキ的な食感で、“甘くないチーズケーキ”といった趣のケーキ部分が、上に載った生ハムや中に混ぜ込まれた野菜と、違和感なく調和していた。喫茶店に入って、「小腹は空いているけど別に甘味は欲していないし、パスタだと量が多過ぎる」なんて時に、このケーク・サレは味も量もピタリとはまるように思われたので、いろんな喫茶店のレギュラーメニューに加わる勢いで普及すると良いのに。
(10/31追記:今回食べたケーク・サレは、カフェ・ド・ヴェルサイユという店の商品だそうである。店の場所は中目黒。中目黒には、野菜スイーツのパティスリー・ポタジエもあるし、一度スイーツ買出しに行ってみたいかも)
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