2010-05-13 つけ麺@丸長 他 [長年日記]

つけ麺@丸長

春木屋の、繊細で崇高なつけ麺を食べて、10年来抱いていた「春木屋大した事ない」イメージを覆された、その日の夜。私は、荻窪に範囲を絞らず都内全域で有名なつけ麺専門店だという、「丸長」へと向かった。偏食が大好きな私は、「1日に2食つけ麺を食べる自分」を想像してみたところ、わくわくが止まらなくて仕方なくなり、そのまま実践にまで至ってしまったのである。

荻窪は、駅前にルミネと西友とタウンセブンを擁する一方、それ以外の商店は幾つかの商店街に分散して位置しており、同じ中央線沿線の阿佐ヶ谷や西荻窪と比較すると、商業的にあまり活気のない印象を受ける街である。先の春木屋は、それでも駅前の商店街内にあったが、丸長はというと、駅反対側の別の商店街が途切れた先にあった。そんな閑散とした場所に位置する古ぼけた店の前に、夜になったばかりの時間帯で早くも数人が列んでいるのは、異様とも言える光景であった。早速私も、異様さを構成する一要素となった。麺系の店は回転が速い印象であるが、こちらの店は、回転が遅い事でも知られているらしい。運良く、席には早めにありつけたので、その先の数十分(NDSで遊び呆けていたので正確な時間不明)を潰すのは苦でもなかった。そして出てきたつけ麺。山盛りに盛られて刻み海苔が散らされた麺と、黒みを帯びたつけ汁の強烈なインパクトに怖じ気付きつつ、一口啜った。

――「何これ?」というのが、一口目の正直な感想。鼻に感じる立ち上る魚介の風味を裏切る、胡椒の風味と油の甘味と、私の舌には由来を判別できない酸味と辛味が、時間差で攻撃を仕掛けてくる。「これって美味しいの?」と訝しんでもう数口食べて、「これは美味しい」と納得して更に食べ続ける。各要素が過剰な、ジャンクとも言える味付けながら、そのパンチ効きぶりが心地良い。各要素のバランスも良い、かもしれない。これはこの先リピートしてでも食べたい――と思って食べ終わると、店の外にはすっかり列ができていた。荻窪ラーメン御三家にこそ名を連ねていないとは言え、丸長は人々に広く名店と見なされているようである。列ぶの苦手だから、そんなには来れないかな……。しかも場所が結構辺鄙だし……。

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