職場の雑談で、その場にいない他の人の話になった。1人が言った。
「●●さんて、いっつも同じ事言ってますよね」
言葉だけを見るならば、それは、否定的なニュアンスに受け取れる発言であった。粘着質な啓蒙者、頑迷で進歩のないリーダー、執念深い対立者、或いはいっそ、ボケ老人――。しかしながら、発言者の声色からは、純粋な賛辞の意しか窺えなかった。私は、「笑いながら怒る」竹中直人と直に対面している最中のような当惑を覚え、とりあえず曖昧な笑みを浮かべながら、状況の推移を見守るべく、発言者の次の発言を待った。
「発言にブレがなくて、いつも態度がビシッと一貫していますよね。ああいうの、カッコイイです」
……あ、あーあーあー、そっちかー!
ツキノワグマ 背くらべ(動物の写真)・もうクッタクタ(猛禽/やきにく写真日記)・埼玉の鳥(バリケン他/動物園始めました。)/「シロフクロウのハリー」(掛川花鳥園公式ブログ)・「カメラにウインク、ホワイトライオンの赤ちゃん4匹がお披露目 ドイツ」(AFPBB News)