自由が丘は“スイーツの街”であるが、自由が丘からやや離れた奥沢近くのこの店も、地元で人気のスイーツ店なんだそうである。「粉と卵」という店名からは、オムライス屋の「卵と私」を連想するが、「卵」「と」と3分の2が共通しているから、私の連想にしては、全然似ていない事もない(私は「北千住」と「下北沢」を混同する)。しかしこの「粉と卵」、一番人気の商品は、「スイートポテト」だそうなのだった。「粉と卵」から連想する商品からは、微妙に外れているのが、かえって「それだけ美味しいに違いない」という期待を駆り立てる。
店に到着して、ショーケース内に並べられた、噂の「スイートポテト」と初対面。「スイートポテト」と言えば、アルミカップの上に楕円形に整型されているか、或いはマヨネーズのようなギザギザの絞り型から絞り出された形状を想像するが、この店の「スイートポテト」は、意表を突いたピラミッド型であった。早速こちらと、それからついでにプリンの中から「紅茶プリン」をチョイスし、買って帰った。
家に帰って、順番に試食。「スイートポテト」は、1個がずっしりと重く、表面がクリームブリュレのようにキャラメルコーティング?されており、これをスプーンで割って一口すくって食べると、甘さ控えめで濃厚でバニラの香りを伴ったサツマイモ分が口いっぱいに広がった。ここまできっちり、菓子として仕上げられたスイートポテトは食べた事がなく、なるほど人気なのも頷けると思いながら、あっという間に食べた。「紅茶プリン」は、「粉と卵」というだけあって卵の風味と、それに負けないぐらいに紅茶の香りが高く、振る舞った友人によれば、これはアールグレーなのだそうだった。私は、ダージリンなら判るような気がしないでもないが、他の紅茶は銘柄の区別が付かない。少し悔しいので、「紅茶プリン」に何の罪もないけれど、次は違う種類のプリンを買おうと思った。
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