★ 花粉団子＆いちじく蜂蜜ケーキ＆蜂蜜酒　他＠はちみつ専門店　ラベイユ

荻窪の教会通りには、広くない店内に配慮の行き届いた陳列で、種類豊富な蜂蜜を展示販売する蜂蜜専門店があった。前を通りかかる都度、店内は盛況な様子で、「これはいわゆる、“地元で人気の専門店”だな」と一人納得していた。しかし、今年のバレンタインに、この店「ラベイユ」が既に百貨店進出を果たしており、バレンタイン時期にも専用商品を販売する迄の域である事実を知った。そして先日、荻窪ルミネ１Ｆへの期間限定出店にて、「ラベイユ」は従来の手狭な店舗から、同じ教会通り内の別店舗へ移転する旨を知った。これは地元民として、応援がてら見物に行くに値する活躍ぶりであると考え、開店セール期間に足を運んでみた。

新店舗は、旧店舗よりも駅近くに位置し、店内は明るく以前よりも広かった。その店中に、買い物客が結構な密度で詰まっていた。人が多い密室となれば、本来なら敬遠するところだが、例えば「在庫品限り安売りセール」の混雑では決して見られない類の“余裕”が、店員と客とに感じ取れたので、安心して私も店に入る事ができた。他人に不快感をもたらさない事で、自分もそのフィードバックを受けずに済むのだから、貧乏人の私であっても、私が店員と客に見い出した“余裕”を、表面だけでも装えるようにしておきたい。そしてその“余裕”を纏うには、こういった蜂蜜のようなアイテムが効果的であるように思う。嗜好品にして、美容健康に効果もある実用品、といった位置付けの物がもたらす、精神的裕福さ――とでも言おうか。

店内をいろいろ眺め、まずは蜂蜜を幾つか試食させてもらった。予想通り、柑橘系の蜂蜜が軽やかで爽やかで好みであったが、逆に栗みたいに重さとビターさが吹り切れているものも、ある種美味しかった。また、カボチャの蜂蜜はカボチャの味がして面白かった。そんな具合に試食を満喫した後は、「花粉団子」と「いちじく蜂蜜ケーキ」と「蜂蜜ヌガー」と「蜂蜜マカロン」、そして「蜂蜜酒」を買って帰った。「いちじく蜂蜜ケーキ」と「蜂蜜ヌガー」と「蜂蜜マカロン」は、蜂蜜の風味が加わったスイーツ類という説明だけで十分だとして、残り２つがやや特殊だろうか。「花粉団子」は、小学校理科で習う、「蜜蜂が花の蜜を採取する際に、後ろ足に花粉を集めて運ぶ」あの花粉の塊そのもの。少し試食してみると、蜜とは異なり喉でなく鼻の奥に、むせかえる花の香りがもたらされた。ヨーグルトに加えて食べると美味しく味わえるらしく、確かにヨーグルトの酸味に合いそう。「蜂蜜酒」（シュシェンｏｒミール）は、グイン・サーガに出てきたのを、機会があれば飲んでみたいとずっと思っていたもの。蜂蜜の甘みというかまろやかさを感じさせながらも、アルコール度数はぐっと高く（１３％）、よって酔いも回りやすい、なかなか手強く美味しい酒だった。今日得た“余裕”を、いつまでも胸に残したい。または、この先いつでも好きな時に、繰り返し得たい。

★ 萌え猫画像

ぼっくりころころ（世界はニャーでできている。－なでしこ館－）／「出生率は数万分の１！？　超希少な三毛猫の秘蔵写真を大公開！」（ちょっとアレなニュースより／ねこメモ経由）・「ウチの猫、今昔」（ぁゃιぃＮＥＷＳ　２ｎｄ／かーずＳＰより）

★ 萌えアニマル画像

手作り犬服、ラブリーいちごパーカー。（へにょへにょ日記）・クロシロエリマキキツネザル　儀式（動物の写真）・へこむなぁ（鳥／やきにく写真日記）・「屋久島・縄文杉の森トレッキング」（メレンゲが腐るほど恋したい）・木曽馬っ子＆アフリカレンカク（以上２点、動物園始めました。）／「小ブタちゃん、ネコちゃん、ワンコちゃん」（エルエル）

「往復９時間弱、往復２２ｋｍ」の先でまみえる、縄文杉と大王杉と、3番目以下の杉達。そしてヤクジカ。カメラ目線の仔鹿が、無邪気なのか欲深いのか気になる。餌狙いなら、逆にこちらが食ってやるという手もある（ない）。＜「屋久島・縄文杉の森トレッキング」

今回をもちまして、長らくご愛顧頂きました、「ジャパンレプタイルズショーで見た、主に蜥蜴・時々亀・一時猛禽」シリーズを終了させて頂きます。蜥蜴がお好きでない方には、大変申し訳ございませんでした。

★ その他

→今日のはてブ