サロンデュショコラで陶器入りトリュフショコラを買った、ドイツ菓子店「ホレンディッシュ・カカオシュトゥーベ」。こちらのバウムクーヘンを、満を持して購入した。店舗は新宿伊勢丹洋菓子売場の奥、チョコのジャン・ポール・エヴァンやマカロンのエルメと並ぶ配置であり、恐らくコミケで例えるならば、“壁サークル”に該当するのだろう(コミケ行った事ないけど)。実際、こちらのバウムクーヘンは人気で、普通に仕事帰りに寄ると軒並み売り切れているらしいので、ちゃんと早めの時間に行ってきた。
さて、こちらのバウムクーヘン。他店のバウムクーヘンと明らかに一線を画するポイントがあった。それは、「国立ドイツ菓子協会が設定した“バウムクーヘンの定義”を厳密に護っている」というもの。原料比率なら、小麦粉:バター:砂糖:卵=1:1:1:2だそうで、他にも焼き方やら焼き時間に縛りがあるらしい。そこまで微細に定めたら、誰が焼いても同じバウムクーヘンになりそうだが、そうならないというのはつまり、技巧の差が味に現れるという事なのだろう。
いざ食べた“ドイツ伝統の味”は、甘みがぐっと控えめで、卵とバターの風味が感じられて、しっとりしていながらふんわりし過ぎず、外側の砂糖衣の食感と甘みがアクセントとして効いていて、飾り気のない美味しさであった。本場のドイツで食べた事がないからあくまでも想像に過ぎないが、これが“正統派”だと言われたら素直に信じられる味。「ねんりん家」と比べたら、「ねんりん家」のほうが美味しいかも知れないが、好き嫌いで言ったら、私はこちらのほうが好みかも知れない。この先、機会を設けて、バウムクーヘン以外のドイツ菓子も順々に味わってみたい。
Copy&Paste(ネコニッキ)・ヒゲ(ぽれぽれDays)・田代島猫景色(続編4) 靴下校長先生(Cats in Town Blog)・忍びよる&勤勉(以上2点、世界はニャーでできている。-なでしこ館-)/ごっつんこ♪(猫式訓練所)
オウサマペンギンの苦手な事(動物の写真)・反則(???/動物園写真館 別館)・一夫多妻(ライオン/動物園写真館)・万力公園(シマリス他)&雪の中の決闘(カンガルー)(以上2点、動物園始めました。)/「雨が降ると水浴びすることがあります!」(ゾウ/金沢動物園 こぼれ話)