2010-01-20 「シスタープリンセス」白雪ＥＤクリア 他 [長年日記]
★ 「シスタープリンセス」白雪ＥＤクリア
- エプロンドレスに「姫」という一人称に巻髪＆大きなリボンと、王道的な可愛らしさ。それに加えて、「料理好き」という鉄板の性格を備え、狙ってない時でも毎日昼休みに弁当を甲斐甲斐しく持ってきてくれる。安心して攻略しに行くと、「料理好き」の広げ方を失敗しているが為に“静かなるヤンデレ”風味に仕上がってしまってて慄然した、そんな悲劇の妹。
- 「料理が得意」を、「奇抜な料理も生み出す」＆「アホほど量を作る」に発展させたところで力尽きてしまった感。「家庭菜園に燃えている」とか「でも逆に枯らしまくり」とか、「調理器具に一家言ある」とか「むしろ便利調理器具が好き過ぎて、家の台所がハンズｏｒ王様のアイデアみたいになってる」とか、幾らでも膨らましようはあっただろうに勿体無い。おかげで、一緒に登校時も下校時も、ずっと食べ物の話ばかり。「男は胃袋を掴まえる」云々系の魂胆がありそうに感じてしまい、いまいち萌えなかった。いや、「自宅台所がハンズみたいな妹」が萌えるかというと、微妙なのだけど。
- 弁当作りと日常生活の比重が本末転倒しているとの密告を受けてやんわり注意すると、何か怒られるやらにいさまも謝るやらで、兄も妹も共に病んでいる感。そもそも、きっかけである泥団子のイベントからして狂っている。受け取ってちゃんと食べないと、妹の気持ちに応えた事にならないっぽいのも理解し難いが、「泥団子を食べ物だと思っていた」妹が長じて作る料理だと考えると、どれも本当は美味しくないどころが実はヤバイ食べ物ｏｒ食べ物ですらないように思えてしまい、白雪の魅力が激減して別種のキャラに変貌する。いつかきっと、他の妹を使った人肉料理とか食べさせる系。そこまでいけば、萌える……かなあ……。
- ここで、日々の弁当イベントを振り返ると、「味は美味しいし独創的で面白いけど、量が多過ぎるよ」と一言言えば良いのに言ってない事に気づいた。言えばその分、手間も費用も白雪の負担が少なくなるというのに。兄側に、「極限まで頑張って燃え尽きかけた白雪の姿が見たい」とか、「白雪のボリューム圧倒弁当で苦しめられたい」とか、そういった暗い欲望がありそう。泥団子事件の頃からずっと、兄は病み続けていて、白雪にもその病みが植え付けられてしまっている風。恐ろしい恐ろしい。
- 「終盤で衛のメールを読まないと、どんなＥＤも迎えられない」という縛りを知らず、何度やり直しても告白してもらえない焦燥と疲労が蓄積していた為、最後のＣＧ入手条件がノーマルＥＤと気付いてからやり直すまで腰が重かった。
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