★ 「シスタープリンセス」雛子ＥＤクリア

• プレイ前から“幼女”としか映っていなかったが、ゲームを始めてみると、通学時の黄色い帽子姿が幼稚園児にしか見えなかったし、デートしてもお泊りしても何しても、その印象が裏付けられるばかりだった。「学校に通っている」からには、本当は小学生という設定なんだろうけども、それでもこれっぽっちも恋愛対象として攻略できないばかりか、そもそも私は子供キャラが基本的に好きじゃなかった。
  • しかし雛子の場合は、声優さん（どれみの人らしい）の声質と演技のおかげで、好印象が随分と底上げされた。気持ち悪い甘ったるさを振り撒きもしなければ、幼女のリアルな図々しさ＆鬱陶しさをオープンにし過ぎる事もなく、「くしし」なる笑い声さえ愛らしく、「全く手の掛かる妹だなあアハハ」といった距離感で接する事ができた。
    • まあそれでも、恋愛対象として見る事はあり得ないんだけども。
• “ヒナのヒナヒナひな祭り”イベントでは、恐らく年上であろう亞里亞相手にプール指導を行うおませぶり。なのに兄や母との間では、不意に赤ちゃん返りしてしまうのが、可愛らしくそして痛々しい。何でこんなに真っ直ぐな幼い女の子を、誰がどう見ても特殊な人間関係の中に、放り込まなくちゃならなかったんだろう――。
• 他の妹達と比べて、血縁ＥＤと非血縁ＥＤそれぞれに傾く選択肢の差異が判り辛かった。他の妹達は、意地悪げな内容を選べば概ね血縁ＥＤに傾くのだが、雛子の場合は、「幼過ぎる故に、血縁特有のデレを解さず素直に受け取り傷付くから駄目」と解釈してみた。
• こんなに幼い内からの兄ラブは、成長する段階で絶対覆るに違いない！――的な不安が湧いてしまわないのだろうか、全国のおにいたま達は？
  • 自分を疎むようなレディーにならないよう育てるところまでがプレイヤーに託されているのだとしたら、いっそそういうスピンオフ作品も別個に出して私を安心させて欲しい。いや、私は実際にプレイしないけれども。

★ 萌え猫画像

ぞりり。（烏森口の女王）・見せびらかしなのにゃ♪（ちびうるシンガプーラ♪）

★ 萌えアニマル画像

なにかようかい？（エリマキキツネザル／動物たち・光と影）・ズーラシア（ウンピョウ他／ＫｕｍａｓＦａｃｔｏｒｙ）