今年のクリスマスケーキ、第3弾。アイスケーキは、子供の頃に存在を知って以来ずっと食べたく、そして30代半ばを迎える今に至るまでずっと食べずに生きてきた。子供の頃には、「食べ残しを冷凍庫にしまう余地がない」という冷徹な理由であったし、一人暮らしをしてからは、「ケーキを形成する程の量の単一アイスを延々食べるのは実は楽しくないかも」という葛藤であった。
しかし今年、私の目の前に、コールドストーンのアイスケーキのチラシが差し出された。コールドストーンといえば、冷却された板の上で材料を歌いながら攪拌して作られる、新鮮な手作りアイスのショップである。ぶっちゃけ歌は勘弁してほしいが、そのコールドストーンのアイスなれば、既成メーカーのアイスよりも一段上質である分、たくさん食べても飽きが来ないのではないか。私は祈りと希望を込めて、アイスケーキを注文した。
そしてやってきた、念願のアイスケーキ。アイス部分が美味しいばかりでなく、内部にスポンジが使われていたり、表面はクリームだったりで、これはもう、アイスというよりケーキであった。冷たいケーキ。美味しくて、幾らでも食べられる。冷凍庫の保存余地という第一関門をクリアした人達に、「飽きが来ないアイスケーキ」として、声を大にして紹介したい気持ちでいっぱいである。
くぅ~っ!(ねこなど)・2009年回想 52&2009年回想 53(以上2点、世界はニャーでできている。-なでしこ館-)