新世代コミュニケーションツールとして、Twitterが一部に熱狂的に持て囃され、mixiの時と同じように、「インターネットの世界にどっぷりはまっていない」普通の人達までも恐る恐る始めかけているように見受けられる、今日この頃。インターネットの世界に、浅く長くはまって数年来の私はというと、その日自分が興じたゲームについて、ボソボソと文字通り“呟く”ばかりの、基本誰とも絡まない一人上手なTwitterライフに明け暮れている。インターネット歴の長さなんかよりも、気の利いた会話や有用な情報の受け渡し等が、Twitterライフに功を奏する様子である。
でも、こんな私をなぜかフォローしてくれる人達がいて(←非モテ語りの最後に卓袱台を引っ繰り返す女子のように、目を伏せながらも緩んだ口元で)。目敏いスパマーや、女なら誰でも繋がりたい軟派野郎のフォローなんかではない。モブストライクプレイヤー達である。
モブストライクとは、先日も書いたが、マフィアライフを疑似体験できるネトゲである。このゲームの主目的は、他プレイヤー達との抗争である――私個人はすっぱり切り捨てているけれども。で、この抗争の際には、ファミリーと呼ばれる「自分と繋がりを持った他プレイヤー」の数が物を言う。抗争を全くしない私は詳細を知らないが、このファミリー数と所有武器&防具の攻撃力&防御力をかけた数値によって、自分の攻撃力と防御力が決定するんだとか何とか。
そして、このゲームは、mixiアカウント・Gmailアカウント・そしてTwitterアカウントの3つをIDとして登録し、参加する形式になっている。Gmailのほうは定かでないが、Mixiの場合は「参入時のマイミク中ゲーム参加者」が、Twitterの場合は「参入時の相互?フォロワー中ゲーム参加者」が、そのファミリーに加えられる仕組みなんだとか何とか。
つまり、私をフォローする人達というのは、Twitter全体を「モブストライク」で検索して、(日々興じているゲームの一つとして)モブストライクについて呟いていた私をフォローし、私の方からのフォロー返しを期待して待ち、それを多数相手に繰り返し、準備が整った暁には、大量ファミリーを擁して有利にゲームを進めるべく、画策している人達なのだった。mixiアカウントで参加してる私を、Twitterアカウント参加者が己のファミリーに加えられる仕様なのか定かではないが、それ以前に、「相互フォローよろしくお願いします!!!」しか呟いてない人をフォローする気は全く起きず、私は彼等を今日もスルーするのだった。
通りたいけど・・・(ほんわか猫日和)/ 「猫の話:薄型テレビになっても乗るそれがぬこクオリティ」(ねこメモ)/「『いつのまにっ』せま~い所に入りたがる猫たちの写真17枚」(らばQ/教官不定期日誌より)