私の髪型はここ数年ショートカットであり、しかもこの1年ぐらいは気が向くとベリーショートにしてしまっている。ベリーショートといっても所詮、「女子の髪型としての」ベリーショートであり、「男子の髪型としての」普通からちょい長めに該当する。というか、美容院では「男子の髪型みたくして下さい」と注文して切っていたりもするので、要するに普通に男子の髪の長さである。わざわざ「男子の髪型」を発注するのは、普通のショートに飽きてしまったのと、日頃着る服にメンズが混ざってきて髪短い方が合わせやすくなったのが理由である。その切り立ての頭でメンズ服を着て帰省した時、母親に「男かと見間違えた」「みっともないからもうそんなに短くするな」と言われて大いに憤慨し、更に髪を短くした上にそれ以降実家に足を運んでいない。
そんな私であるからして、整髪料も男性モノをチョイスしていたりいなかったりする。ギャツビームービングラバーの内、しっかりキープしたいけれどもあまりにも激しくツンツンだとワイルド過ぎるから、ワイルドシェイク辺りで手を打ってみたのだが、上手く整髪できていなかった。なので、TVCMで見る限り整髪が容易そうな、ルシードエルデザイニングポットのスマッシュフィクサーに切り替えてみたのだが、やはり上手く整髪できていなかった。万が一上手く整髪できたとしても、気持ち良く家を出て颯爽と電車に乗って意気揚々と目的地に着く頃には、何もつけていないのと変わりない頭に戻っており、しょんぼりしてしまうのだった。私の髪質と髪量と地球の引力のトリプルタッグには、どんな整髪料も太刀打ちできないものと思われた。
この絶望的な状況を、打開する新戦力として私の期待を集めているのが、新発売の整髪料「UNO FOG BAR」であった。従来のワックスとは異なり、ガチガチに固めず後から手直しが容易でいながらキープ力抜群なのだという。仕組みはよくわからないけれども、ワックスと違うんだったらワックスが駄目な私の頭でも何とかなりそうな気がした。胸を高鳴らせて薬局へ買い求めに行くと、人気品らしくもはや品薄で、白いボトルの「しっかりデザイン」しか選択肢がなかった。髪の長さ的にそんなもんだろうか、と思いそれを買って帰った。翌朝早速試してみると、髪に絡みついたミストが髪を「貼って剥がせる糊」のようにコーティングし、なるほどキープ力と手直し自由が相反しないのでいたく感心した。しかし、私の剛毛に対しては、キープ力が力不足な感もあり、一抹の不安が胸をよぎった。何とかして使い切った後に、赤いボトルの「がっちりアクティブ」を試してみて判断せねば。
(1/28追記:文章差し替えました)
チビッコ騎士(インドサイ/Photolog Zoo)・ただいま浮上(カバ/動物たち・光と影)・サンピアザ(コツメカワウソ 他)&とびます!(ユキヒョウ)(以上2点、動物園始めました。)/「シャラップ・・」(犬/そんなあなたに/教官不定期日誌より)/「ツガルさんに感謝!!」(のげやま ツガルつれづれ日記)・「赤ちゃん誕生からデビューまで」(スーチョワンバーラル/金沢動物園 こぼれ話)・「こんにちは!!」&「オザワはキレイ好き!!」(以上2点、OH!カンガルー!!@金沢動物園)