勤め先の飲み会。前回は、銀座でイベリコ豚を筆頭にスペイン料理を嗜みつつ、ワインやらシェリーやらを気の向くままに飲んだところ、4人で3万円超過する由々しき事態になった。今回はその反省を踏まえ、店をサイゼリヤに設定した。野菜も肉も炭水化物も好き放題選び、ワインも飲酒希望者1人につき1本のペースで飲みまくったが、1人辺り2千円前後という驚異的な安値に収まった。
「面白半分・ネタ半分」で試してみたのだが、実際に飲み食いしてみると、サイゼリヤで飲むというのはなかなか良いものだった。ぶっちゃけ、さほど品質が良い食事ではないし、日常的に食べたいメニューでもない。日頃の食事にも時折の外食にも向きにくい店だと感じているが、飲みメインとなると話はがらりと変わった。メニューを飲み屋のご飯として見直すと、大概のチェーン居酒屋を軽く凌駕する高品質となり、その上イタリア料理系のメニューは酒(ワイン)によく合う。そして、同じぐらいに飲み食いしたところで、大概のチェーン居酒屋をもあっさり下回る予算で済む。
今後もサイゼリヤに飲みに行くかは、メンバー次第なので不明であるが、私はこの先サイゼリヤを侮るまい。