近頃、勤め先の自席周辺で、パワーストーンの話題が大いに盛り上がっている。私はと言うと、高値だからそうそう買えないものの宝石がそれなりに好きで、それぞれの石にまつわる伝承について見たり聞いたりするのも好きで、自称理系だけれども地学は苦手だからか組成やら硬度やらにはあまり興味がなく、そして「パワーストーン」という語句に対してはつい身構えずにいられない。
と言うのも、「パワーストーン」という単語は、オカルト的な文脈と似非科学的な文脈のそれぞれで用いられるからである。オカルトは、フィクションとして好んでいるが、似非化学は、力一杯回避したい。「綺麗なものを常日頃身に着けていると、心が安らぐよね」「翡翠や琥珀の独特な手触りは、気持ちを落ち着かせるよね」といった物言いには、頷きたい。「スタールビーの3本の光条は、三つの剣(信頼・希望・運命)といわれ、悪魔を払い幸運を招くお守りとされてきたんだよ」といった薀蓄は、記憶に残したい。「水晶の波動は持ち主の波動に同調して運気を高めるよね」といった解説ならば、聞かなかったフリをするか、曖昧な微笑みを浮かべてやり過ごしたい。
私席の周辺の人達が、果たしてどちらの意味で「パワーストーン」という言葉を使っているかは不明だし気になるのだが、「正解は『似非科学』でした♪」という結論が出たら出たで日々の会話に困りかねないので、このまま知らずにいたい。
通販男(富士丸な日々)・キツネ(動物園写真館)・クマたちの丘~ツキノワグマ(のんびりと動物園散歩)/「ブームの立役者、アルパカのハナコCM引退へ 2代目“クラレちゃん”お披露目」(オリコン)・「ローマ初の犬専用プール、40度近い酷暑で人気」(ロイター)・「徳島市中心部の川、アカエイ30匹群れる」(→水中ライブinとくしま)&「足元を泳ぐイルカ、透明ボートから見物…高松」(以上2点、読売新聞)/「アフリカの怪鳥、日本初のヒナ誕生」(ミナミジサイチョウ/MSN産経ニュース/SueMeSubLogより)/「インコちゃん何か喋って!」(※テキストのみ※/ぁゃιぃNEWS 2nd)