★ 「女神異聞録デビルサバイバー」全ＥＤクリア雑感・その１

「ｐｅｒｓｏｎａ」よりも「真・女神転生　デビルサマナー」よりも前からプレイを始めてちまちま遊んでいた、デビルサバイバー。「女神転生」シリーズの流れを引く新シリーズであるのと、製作者が「周回プレイ前提、さくさく遊べてレベル上げも苦にならない」と仕様を語っていたのを読んで、リハビリにちょうど良さそうと思い手を出してみた。「夏休みに、従兄弟から呼び出され渋谷を訪れた主人公とその友人達が、悪魔を召喚できる携帯コンピュータ『ＣＯＭＰ』を手に入れ、直後に突然の山手線閉鎖に巻き込まれ、街を蹂躙する悪魔達と闘い、日々荒みゆく群集に立ち向かいつつ、生き残りを図る」というストーリーの、Ｓ・ＲＰＧである。

開始直後に思い知らされたのは、己に戦略ＳＬＧ系の才能が無い事実であった。攻撃範囲と行動範囲と行動順の３要素が絡み合うだけで、戦闘の難易度はどうしてこうまで跳ね上がるのか。フリーマップで必死こいてレベル上げて能力高めて乗り切るにせよ、上げたレベルと稼いだお金で強い仲魔を競り落として頼るにせよ、下手な鉄砲を繰り返し撃ちまくってまぐれ当てるにせよ、長考熟考して種族特性を掌握しユニットを的確に組んで敵の弱点を突くにせよ、いずれの場合もサクサク進む筈の仕様から外れたノロノロプレイとならざるを得ず、詰まる度に己を嘲笑いまくった。悪魔合体＆スキル継承等のメガテン風な魅力があればこそ、ラスボス戦まで頑張れたし、自分をとことんまで見下さずに済んだといえる。

１周目をジンルートでクリアした後は、ユニット×３の仲魔各２体分を「人間＋妖獣ベヒモス（妖気迅雷＆デスバウンド＆常世の祈り＆吸魔所持）＋霊鳥ガルーダ（飛翔＆万魔の乱舞＆デスバウンド＆吸魔所持）」で走攻守３拍子揃え、残るユニットの仲魔部分を「女神アマテラス（女神の慈愛＆サマリカーム＆マハザンダイン（＆衝撃激化）＆吸魔所持）＋女神ノルン（女神の慈愛＆万魔の乱舞＆常世の祈り＆吸魔所持）」で回復に特化させ、ラスボス面の序盤（瞬転の舞＠神獣が超便利）を除いた全てをこの面子で突っ走った。そして、周回すればする程に、戦闘がぬるま湯化する快感に酔い痴れた。１周目の苦難は、この快楽の為に存在した。「さくさく遊べてレベル上げも苦にならない」仕様は、２周目以降を指していた。努力の後に必ず訪れる見返り――万々歳。こうして私は、全ＥＤをクリアした。「堕ちた明星」は、改めて苦労を積むだけの達成感を得られなそうなのでスルーした。

長くなったので、残りは明日付以降に。

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雪豹の赤ちゃん２匹。仔猫と比べると、頭身も顔立ちも大人びているのだが、（ついでにライオンと比べると華奢で優美なのだが、）鳴き声がまるで鳥のように高くて細くて意外。＜“Cute Baby Snow Leopards at Woodland Park Zoo”

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